出版社内容情報
世界各地にちらばる人類救済の秘法を蔵したチェスの駒をめぐる陰謀と術数。フランス革命時と現代チェス名将戦が交錯する大ロマン
内容説明
エカチェリーナもナポレオンもそして現代のコンピュータ技術者も摩詞不思議な8の公式に導かれ…。歴史はめぐる大奇想小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
owl&shepherd
1
ロシアから、アルジェリア、北米まで、イーサン・ハントみたいな女性がコミックリリーフを従えて、失われたアークみたいなお宝を目指して飛び回る。しかも、それがパラレルワールドのようなフランス革命期と1970年代の二つの世界でダブルに進行。の割には面白くない。結局はインディ・ジョーンズにも『薔薇の名前』にも『数学的にありえない』にもならず。ひさびさに徒労感が残った。2018/07/11
ぎんが
0
面白かったけど、ちょっと雑な気がする。最後はこれだったか・・・ 歴史上の人物が数多く登場するので、一人一人調べながら読み、勉強になった。この雰囲気は好き。2013/03/05
兎旦那
0
作者はとても頑張ったんだ。分かるんだ。でも、少し前に「フーコーの振り子」読んじゃったんだ。それと比べてしまって。もう少し、もう少しなんだけど、少しこの物語と私が会うのが、早かったのか遅すぎたのか。読後感はかなり残念になってしまった。2012/02/23
しらたま
0
シャルルマーニュにモングラン・サーヴィスを献上した時点で、ムーア人にももはや暗号解読能力はなかったということだろうか。宇宙人から貰ったとか?でなければ、求められてもないのに他国の王におめおめ渡すかなと。4月4日の誕生日に献上されたとなっていたが、ウィキによると誕生日は2日。秘密があるとも知らない宝の持ち腐れ状態で家臣に下賜。修道院長は、オータン司教の脅威が迫っている〜!と駒を各地に分散させるが、その司教はさしてモングラン・サーヴィスに関心があった訳ではなく、上辺の財産没収だけでやり過ごせたような気もする。2019/04/15
Chunko
0
これはよかった。チェスを知ってたらもっとよかっただろうな。アレクサンドル・ソラリンのことをアレクセイとかサーシャとか呼んでたけど、アレクセイ???(いいのか?)1995/05/25
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