出版社内容情報
世界各地にちらばる人類救済の秘法を蔵したチェスの駒をめぐる陰謀と術数。フランス革命時と現代チェス名将戦が交錯する大ロマン
内容説明
宇宙を司る8の公式。その謎を秘めて散佚したチェスの駒を求め、時を超えてひろがる冒険ファンタジー。そのチェスの駒に仕組まれた、数々の謎。隠されたメッセージを解読しながら物語は進行する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
兎旦那
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学生時代「フランドルの呪画」を読んで、この本の存在を知った。 わくわくしながら前半を読み終えて、作者頑張れ伏線回収と思った。 ちなみに読みながら、料理の描写が良く出てくるが「食いたい」と思ったのは兎が腹減ってるからかなあ2012/02/22
Manami
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面白くて一気読み。後半に続く!2021/10/21
しらたま
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『四番目の月の四番目の日、その時8(エイト)がやってくる』という謎の占い師による予言。主人公は、その昔、ムーア人がシャルルマーニュに献上し、現在所在不明となっている魔力を秘めたチェスセット(モングラン・サーヴィス)を探し出す運命にある者として事件に巻き込まれて行く。4月4日は、主人公の誕生日であるのだが、イスラム教では4月4日生まれの人は、人を治癒する偉大な力を持っていると考えられているそうだ。何年も序章を読んでは挫折を繰り返していた本を、上巻のみとはいえ4月4日に読了したのはたまたまかー。 2019/04/04