出版社内容情報
神田界隈で女の行方知れずが続出。神かくしはとかく色恋の平仄あわせに使われるというが……東吾の勘がまたも冴える。表題作他七篇
目次
梅若塚に雨が降る
みずすまし
天下祭の夜
目黒川の蛍
六阿弥陀道しるべ
時雨降る夜
神かくし
麻生家の正月
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月夜
3
最初 読みにくかったが 慣れてきた。 失礼ながら 平岩弓枝氏は 故人だと思っていた。 ちょっと調べると 有吉佐和子氏とほとんど同い年である。 山崎豊子氏より若い。 それなのに 何故か 古い感じがする。江戸情緒 で言えば 宮部みゆき氏も同じだけど 彼女のものは 登場人物が しっかり見える。 もう少し慣れてくれば 平岩氏のものも 楽しめるようになるかな。 2013/11/10
さきとし
2
「神かくし」の東吾はやたらと冴えてる気がする。畝家も麻生家も子供ができて、いよいよ東吾の番か。 このシリーズはちょっと読みずらいというか、自分に合わないため、次巻も用意してあるけれど、しばらく他の作品へ。2016/09/09
めぐみこ
0
【再】2015/12/19
めぐみこ
0
【再々読】どの話もいいけど、「麻生家の正月」が好き。花世の誕生にまつわるどたばたに一喜一憂どころか最後は怒り出す東吾さん(笑)。2012/11/04
めぐみこ
0
【再読】2010/06/08