出版社内容情報
ベトナム戦争、テロル、学生運動……六○年代の影を背負いながら核の時代の生を問う。フルパワーで現代を描ききった、注目の長篇
内容説明
荒々しく、骨太に、核の時代をサヴァイヴする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
42
細かな物語が入ってくるというより、殴られているような感覚に陥りました。2022/05/31
DEE
4
細かなストーリーがどうこうではなく、全部でガンガンと殴りつけてくるような感覚。 面白いというより凄まじい。 正直言って下巻も進むにつれ内容を追いきれなくなってきたけど、そんなことをとやかく考えるより勢いで読み切ってしまえ、と開き直って読了。 ティム・オブライエンは「本当の戦争の話をしよう」「世界のすべての七月」を読んだけど、この二作は内容を楽しめる作品だった。 念のため。2017/08/06
図書館小僧
2
不思議な狂った小説なんだけど、読んでる間中ずっと悲しくて、なかなかページが進まなかった。序盤は、ティム・オブライエン自身が徴兵忌避したバージョンの人生、みたいなものを描いてるのかなぁと思ってたのだけど。2024/09/07
tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。
2
村上春樹訳
アレ
1
すばらしさと、村上春樹に与えた影響の大きさがよくわかった。2011/11/16