出版社内容情報
このシリーズも六巻目。数えれば既刊六十作、今回新たに八作を加え益々快調!江戸情緒と現代感覚の見事な調和が魅力の粋な捕物帳
目次
むかし昔の
黄菊白菊
猫屋敷の怪
藍染川
美人の女中
白藤検校の娘
川越から来た女
一両二分の女
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
1
第九作目。方月館の近くで起こった事件を扱った「黃菊白菊」は白金村が舞台、大川沿いや深川で起こる事件を扱ったものが多い中で、田舎の秋の風情が感じられるお話でした。事件そのものは酷いけど……。「川越から来た娘」で久しぶりに天野宗太郎登場、医者絡みのお話増やしてもっと登場して欲しいです。それにしてもこの頃の人は健脚ですねぇ、東吾さん、大川端から向島まで行って(徒歩で)そこから番町に行き、大川端に帰ってます。お江戸の町を半周しているんじゃないかしら、凄いです!2017/08/13
まあさん
0
2003年1月11日読了