少年と犬

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少年と犬

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784160901247
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

馳星周の直木賞ベストセラーを、『星守る犬』の村上たかしが感涙コミカライズ!

傷つき、悩む人々に寄り添う、一匹の犬がいた──。『少年と犬』は、東日本大震災で飼い主と別離した一匹の犬「多聞」が、さまざまな人々との出会いと別れを繰り返しながら、東から西へと旅する物語です。

家族のために犯罪に手を染めた男、外国人窃盗団のリーダー、男に貢ぐ風俗嬢、死期を悟った老猟師、震災で心を閉ざした少年……旅の途中で多聞が遭遇するのは、傷つき、悩み、惑う人々です。彼ら彼女らは、多聞によって心を洗われ、勇気と愛をもらいます。東北から本州を縦断、ひたすら南西へと向かう多聞が目指す“目的地”とは──。

人間という愚かな存在を、犬の視線を通して描いた珠玉の連作短編集。原作は2020年に第163回直木賞を受賞、25万部を超えるロングセラーとなっています。

コミカライズを担当したのは、ベテラン漫画家の村上たかし。すべてを失った中年男と愛犬との最後の旅を描いた『星守る犬』シリーズが100万部の大ヒットとなり、映画化もされました。

抑制の効いた語り口でドラマを紡いだ原作を踏襲しつつ、きめ細やかな作画力で、感動的にコミカライズしました。犬好き、マンガ好き、文芸ファンだけでなく、幅広い読者を引きつける魅力にあふれた作品です。

内容説明

震災で迷い犬となった「多聞」は、出会いと別れを繰り返しながら、南西へと旅を続ける。家族のために犯罪に手を染めた男、外国人窃盗団のリーダー、男に貢ぐ風俗嬢、死期を悟った老猟師、震災で心を閉ざした少年…。多聞が目指す“目的地”とは―。

著者等紹介

馳星周[ハセセイシュウ]
1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務、書評家などを経て、96年『不夜城』で小説家デビュー。同作で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。98年『鎮魂歌 不夜城2』で日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で大藪春彦賞受賞。2020年『少年と犬』で直木賞受賞

村上たかし[ムラカミタカシ]
1965年生まれ。85年『ナマケモノが見てた』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すぱちゃん

31
同名小説のコミカライズ。東日本大震災で一人ボッチになった犬が、何かを求めて南へ旅する物語。行く先々で色々な訳ありな人物たちに寄り添いながら、さらに南へ。目的地で待っていた笑顔と悲しい別れ。ホロッと来ました。犬も猫もかわいい😍2023/02/04

こばゆみ

9
これはきっと原作を読んでいたほうが楽しめる気がする。もしくは後から原作を読むか。漫画としてももちろん楽しめるけれど、端折られてるな〜と感じるところもあったので… でも多聞(犬)の可愛さは倍増していてとても良かった!そして絵がリアルゆえ、亡くなる場面のしんどさも倍増…2022/08/03

コリエル

8
村上たかしの絵だけれど馳星周の原作なので人の命は紙屑のように散っていく。この絵柄だけれどある種のエレジーが存在する、多聞が目的地に辿り着くまでのエピソードの方が好きだった。2022/08/12

てつ てつや

6
原作は未読。多聞、やっと会えたのに。。。でも、守れて良かった。。。のかな。。。2022/11/18

KDS

6
馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」を村上たかしがコミカライズ!本作は文春オンラインでのウェブ連載だったらしく全く知らなかったのだが、本日店頭で見かけて即買い。「犬」「漫画」「感動」といえば「村上たかし」と言われる(?)くらいだから「少年と犬」を漫画化するのは必然だったろう。まさにベストマッチング!ほぼ原作通りだが「男と犬」で男の姉が登場しないため、原作のようにラストの話が一話目とリンクする形にはなっていない。あと、「娼婦と犬」が「女と犬」に改題されている。やはりラストの「少年と犬」が一番いい。お勧めの一冊!2022/07/02

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