ペルシャの幻術師 〈1〉

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ペルシャの幻術師 〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 174p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784160901131
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

海音寺潮五郎が「幻覚の美しさに惚れこんだ」と絶賛した名作に、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品選出の漫画家・蔵西が挑む。

◆ストーリー
十三世紀、世界を席巻したモンゴル軍の猛攻は、ペルシャにまで至った。モンゴル軍団を率いる大鷹汗(シンホルハガン)ボルトルは、ペルシャ高原の町メナムに攻めいる。ボルトルはメナムで美姫・ナンを見初め、自らへの愛を求める。そこに、ボルトルの命を狙う幻術師・アッサムが現れ、ナンを幻惑する――。


西紀一二五三年の夏、ペルシャ高原のひがし、プシュト山脈をのぞむ高原の町メナムは、ここ二カ月、一滴の雨にもめぐまれなかった。――

 新月のまだ懸らぬ六月二十八日の夜、いまから一月前のことである。アラ山脈を越えて突風のようにやってきた蒙古兵が、メナムの町を一夜のうちに鮮血の霧で包んだ。
 町の土侯とその兵は戦わずして遁げ、市民は、血に飢えた東方の蛮族の手で思うさま殺戮された。シナ北西部はおろか、遠く東ヨーロッパまで征服した成吉思汗(ジンギスカン)四世蒙哥(マング)が、その弟旭烈兀(フラーグ)に二十万の兵を授けて、史上有名なペルシャ攻略の緒にようやくつきはじめたのである。
 そうした殺伐な背景のなかに、この数日来、メナムの町は奇妙な賑いをみせていた。 
 沙漠をゆく隊商(キャラバン)が、水を買いにきて市を立てる。――
                     司馬遼太郎「ペルシャの幻術師」より

感想・レビュー

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うさぎや

4
ボルトル……意外とピュアっ子……。2021/12/28

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