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出版社内容情報
日本各地の霊石をめぐって相次ぐ怪事件。古代の怨霊を蘇らせ、破壊を繰り返す者の狙いは何? 迎え撃つ物部氏の末裔との対決は!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かわかみ
5
大和王権に征服された、古代地方王権の神々が現代に目覚めて復讐に立ち上がり天変地異を起こすという、なかなか壮大な伝奇ロマン。ヒロインの桂木真理は記者であるとともに古代氏族の葛城氏の末裔で、そこに謎の少年が絡んで、彼女を古代の神々の世界に誘う。第二巻以降でどのような展開が待ち受けているか先が読めない。2023/08/13
hibimoriSitaro
2
再読。1997年12月初版。ずぅっといしがみでんせつと思っててふと表紙のローマ字書きを見たら,うお,「せきしんでんせつ」であった。⏎諸星大二郎や星野之宣が好んでモチーフにした古代神話の世界が現代に甦る様を描いており,フィクション味をあまり盛らないでいるように見える。温羅が伸びあがってるところなどおれも見てみたいが,たぶん貧血起こしてハイそれまでョだろう。2021/06/22
月光密造者
1
とりみきが古代史へ取り組んだ意欲作。物部氏については勉強になることが多かった。2011/11/14
Kavi
0
土着宗教が好きなので、最高に楽しめた一冊。ヤマトタケルをはじめ朝廷系(物部系)に滅ぼされた各地の豪族たち(出雲系など)の怨念が、各地で破壊を繰り返す。物部の末裔がそれを迎え撃つ。そしてすべての事件に立ち会ってしまう記者の女とその仲間。各地の信仰や歴史の勉強になって面白い。2018/07/08