出版社内容情報
浅草は柳川藩邸の太郎稲荷は疱瘡除けの利益で名高い。藩は参詣の有料化を図るが、そこに犯行予告が届く……「初午」など四篇収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
72
この巻には、正月、初午というように江戸の季節感などがよくあらわれている作品が収められていました。最後の作品も「桜花爛漫」ということでの花見での事件が描かれています。たぶん原作にはなかったという感じがするのですが楽しませてもらっています。2018/10/31
亮さん( ̄^ ̄)ゞ
3
長谷川平蔵、通称鬼平。火盗改め長官。池波正太郎の代表作を一つ上げろといえば間違いなくこれである。さいとうたかをが凛々しく物腰良く長谷川平蔵を描いたコミック。いやーかっこよすぎだわ。すべての話に救いがあって読んでて気持ちいい。最高。2015/12/09