出版社内容情報
自ら旅することで見えた、思わぬ地平線
“イタリア雑念夢想の旅”三部作はフィナーレへ
ルネサンス迷宮への案内
花の都から人類の至宝最後の晩餐を有する北都へ。法律家にして紀行家・健啖家・愛飲家の著者が二都を巡り、美とルネサンスの謎に挑む
革新と未完の芸術の都を彷徨する
周辺地域を併せてもなお狭いこの街が、ルネサンスと呼ばれるほんの短い期間に、現代に至ってもなお理解を超えている本物の大天才たちを何人も輩出したという人類史上稀な奇跡が、何故にこの街に興ったのかなどということにも、ボツボツと思いを巡らすこととしましょうか。(「はじめに」より)
内容説明
花の都から人類の至宝最後の晩餐を有する北都へ。法律家にして紀行家・健啖家・愛飲家の著者が二都を巡り、美とルネサンスの謎に挑む。“イタリア雑念夢想の旅”三部作はフィナーレへ。
目次
1 フィレンツェ探訪(憧れの花の都「フロレンティア」へ;男性は引き立て役の「受胎告知」;静謐さただようサン・マルコ美術館;動乱の時代に隆盛したルネサンス芸術と花の都;先人たちの見たフィレンツェ ほか)
2 そしてミラノへ(列車旅ではよく外を見よ;名高きミラノのドゥオモ;人類の至宝、レオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」;ミケランジェロ未完の彫刻「ロンダニーニのピエタ」;「ロンダニーニのピエタ」と「最後の晩餐」は未完成か ほか)
著者等紹介
本間通義[ホンマミチヨシ]
1944(昭和19)年10月、東京都世田谷区玉川等々力生まれ。東京大学法学部卒業後、民間会社勤務を経て弁護士となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。