感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaguyam
2
日本各地で電話交換手に従事していた若い女性たちをモデルに描かれた短編集。資料半分小説半分といったところか。なんとなく消化不良。真岡の話は有名だから知っていたけれど各地でこれほどの強い使命感を持って働き、亡くなった方がいたのかと改めて驚いた。切ない、が正直な感想かも。 「言っても仕方ない。それなら言わない」2015/05/02
あられ
1
1話目を読んで、これは読めないと思った…批判を持つのなら読み終えないといけないと頑張りました がんばりとおしましたが、いただけないという感想しかありません 史料をもとに物語を紡ぐほかの作家たちの、筆の確かさを思いました この本は創作としていますが、創作されたであろう部分が鼻持ちならない感じに受け止められます なぜこうなってしまったのか??残念です 題材に選んだ若い女性交換手の心が伝わってこない 作家の筆力不足が悔やまれます2023/03/23
麻野なぎ
1
戦争の悲劇を電話交換手という視点から見た着想はユニークです。ただ物語としてみた場合、あまり良質な作品に仕上がっていない気がするのは少し残念です。2019/03/31
スプライト
0
当時どのように通信の仕事が維持されていたのか、イメージがわいてくる。ただ、同じような話が続いているのが残念。いや、日本中、このような状態だったのかもしれない。2016/04/26
補充兵
0
物足りないのは体験談に電話交換手である必然性を感じないからだろうか。とりあげられているものは普通の空襲体験談とくらべても特に目立った特徴があるわけではない。タイトルも悪い。この本は体験集であって制度を含めた太平洋戦争中の電話交換手について詳しいわけではない。2016/02/23
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- 和書
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