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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nonpono
20
2012年発刊。野村萬斎の映画記念か。山崎賢人の「陰陽師0」を鑑賞。このムック、豪華である。夢枕獏×荒俣宏×岡野玲子×京極夏彦の対談、単行本未収録作品、作品の解説、夢枕獏による京都案内。またわたしも晴明と博雅が杯を重ねるように、読みながら一緒に飲みたくなる。20代の頃、岡野玲子の漫画を読み、眺めた晴明神社、一条戻り橋。実家のベッドの横に貼っていた晴明神社の赤い星の護符のシールが懐かしい。作品の舞台を旅する喜びを初めて教えてくれたシリーズに再会出来て嬉しい限りである。また、シールが欲しくなっている、わたし。2024/05/21
書の旅人
12
嗚呼…、この本を週末間近に紐解いて良かった…。やはり獏さんが紡ぐ陰陽師の世界は素敵だ。善は善なりに、悪は悪なりに、どちらも魅力的で引き込まれてしまう。私が月を愛でながら、梟の鳴き声や風が奏でる木々の音に耳を傾けながら、心静かに酒を呑む様になったのも、このシリーズのおかげ。明日は伊那へ帰れる。そうそう!なかなか良い色合いのお猪口を買ったのだった。途中、お気に入りの酒を買い、夜はゆるりと呑むとするかな。…久しく訪れてない梟だが、来てくれるだろうか…。2017/03/10
Gummo
12
『陰陽師』シリーズ25周年記念のムック(ガチャピンの相棒のことではない)。夢枕獏先生と元TBSアナの渡辺真理さん(夢野久作の妹の孫なんだって!)との対談あり、獏先生、漫画『陰陽師』(続編が出てるのか!)の岡野玲子さん、野村萬斎さんらのインタビューあり、と盛り沢山の内容。もちろん一番のお目当ては、単行本未収録の短編「花の下に立つ女(ひと)」。「ゆこう」「ゆこう」というあのおなじみの場面がなくて残念だったけれど、とても可愛らしい作品だった。また、シリーズを一から読み直してみたくなった。2013/01/09
tama
11
まあ ガイド本みたいなもんだから。こんなもん。 1作だけ作品が丸々入ってた。2012/12/11
ちゃこ
8
作者インタビューや対談、登場人物紹介、『陰陽師』〜『陰陽師酔月ノ巻』の全話あらすじ、等。単行本未収録の短編「花の下に立つ女」も掲載。 執筆開始から25年以上になるのですね。ずっと読み続けていただきたいシリーズなので、ゆっくりでも良いので書き続けてください、夢枕さん。 このムックを読んだら、またシリーズ始めから読み直したくなりました。2013/09/03