感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
algon
7
前にもどこかで書いたが予備知識もなく最初に「蝉しぐれ」「三屋清左衛門残日録」を借り受けた結果、著者にはまり全集読破に至った。ずいぶん前の事で短編などはずいぶん忘れ去ったがこの本で取り上げられている長編はまだところどころ思い出してまた読んでみたいという気持ちが盛り上がってきた。「用心棒~」「風の果て」「秘太刀~」などは再読したいと思った。「蝉しぐれ」の映画について頁が割かれているが自分はNHKドラマの同名シリーズの方が良いと思っていて今でもTV時代劇のベストと思っているのだが。ともかく著者の世界を堪能した。2022/12/08