感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
65
第19回松本清張賞を最年少で受賞し作家になって10年、阿部智里さんが「八咫烏たちと歩んだ十年間の作家生活」をロングインタビューで語る。第19回松本清張賞発表の選評、受賞のことばが読めたのは嬉しい!作家デビューするまての愛読書や作者による人物紹介、豪華な対話集。八咫烏ワールド満載の楽しい1冊でした。シリーズ完結まであと数冊とのこと。次巻が楽しみです。2023/06/10
あっか
51
新刊。装丁のお陰か、このボリューム&内容でこのお値段!?と思えるほどのお得さでした。本発売以外の情報を殆ど追いかけられていないので(コミックスも)まとめて読むことができて嬉しい!読むのにすごく時間がかかりました。笑 それほどたっぷり。八咫烏シリーズの魅力だけでなく、阿部智里さんのお人柄が伝わってくる1冊です。2023/04/29
よっち
38
新世代和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の登場人物紹介のほか、創作を巡る対話集や作品Q&A、作者・阿部智里のインタビューなどを収録するファンブック。十年間の作家生活を語るロングインタビューや松本清張賞受賞時のコメントや選評の紹介、萩原規子さん、夢枕獏さん、萩原朔美さん、松崎夏未さん、武田綾乃さん、額賀澪さん、中島京子さん、瀧井朝世さんとの対談。各作品ごとの紹介や作者による登場人物紹介や人物系図、作品Q&Aなどから世界観を掘り下げたり、装画がどのように生まれるのかなど、読むと確実に解像度が上がる一冊ですね。2023/06/05
assam2005
28
八咫烏シリーズの各巻の紹介や、阿部智里さんといろんな作家さんとの対談、人間界から見た山内の世界を描いた幕間2話。これを読む中で、再読したくなり、「単」を手に取り一気読み。私がこの世界にはまり込んだ理由がようやくわかった。少女漫画かと思っていたら、どこがどうひっくり返ったのかミステリで着地。そして続きの「主」では全く違った景色を見せる、この切り返しのキレの良さ。次々と違う景色を見せてくれるのと、「その展開はあり得ない!」をいとも簡単にやってのける大胆さ。毎回驚かされます。だから止められない。2023/06/09
葵
24
八咫烏シリーズ最新作を読むにあたって再読。こちらには登録してなかったかも。 復習をして理解するためと、最新作のツラさを忘れたくて読む。 阿部智里さんの、作品の構想、構成力がすごい!2025/03/30