感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっこ
62
「負けました」襟を正して、そう告げる時どれほどの心の強さが必要なのだろうか。勝負事で自らの負けを認めることで勝敗が決す将棋。棋士はとてもストイックだと思う。藤井二冠と対局した棋士や幼い頃の藤井二冠を見続けてきた棋士たちが、その進化の過程をさまざまな言葉で語っている。高野秀行六段が「ジェット機」と評したのは有名だけれど、その後3年経って高野六段が「ジェット機と言ってごめんなさい。過小評価していました。」とスペースシャトルに例えているのがほっこり。若き才能がさらに輝きますよう願ってやまない今日この頃。2021/03/30
akihiko810/アカウント移行中
22
文春オンラインで掲載されたコラムをまとめたもの。印象度B+ 藤井君を高野六段は「ポルシェかと思っていたらジェット機だった」とその強さを例えたが、「今はスペースシャトルだ」と讃えている。 あと、長い歴史に幕を閉じた八王子将棋道場の席主のインタビュー。儲からない&ラクな商売ではないという将棋道場の経営。道場は、常連のものでもあるのだから、誰かに譲ってもいいのではと思ったが、一代限りで辞める決断。 私の行く春日部道場の席主も健康で長く続けてほしいなーと改めて思った2022/02/28
読書は人生を明るく照らす灯り
15
インタビュー記事満載で楽しめます。めちゃ勉強になりました2024/10/18
karutaroton
6
ようやく読了。将棋好きの人オススメ。桐山さん、豊川さん、山崎さん、で締めるとか通だなあと。2021/06/27
nayui
5
文春オンラインで掲載されたコラムをまとめたもの。様々な棋士の目線から人間ドラマを交え語られている。毎年素晴らしい活躍をし話題に事欠かない藤井二冠。本書の刊行間もなく竜王戦2組ランキング戦準決勝 松尾八段戦の”△4一銀”、非公式戦だが第4回ABEMAトーナメント三浦九段戦の桂馬4段ジャンプ”天使の跳躍”と既に後世に語られる見事な指し手を連発。どこまで進化していくのか楽しみでならない。2021/04/21
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