ハヤカワ新書<br> 時間に終わりはあるのか

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ハヤカワ新書
時間に終わりはあるのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 136p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400573
  • NDC分類 421
  • Cコード C0242

出版社内容情報

説明の難しい時間の概念を、最新物理学に基づきイラストつきで解説。地球の自転に紐づく暦の不確かさ、「前にしか進まない」という性質、そして巨視的に見ればすべては主観にすぎないという可能性――時間が宇宙の構造に深く結びついた謎であることを明かす。


【目次】

内容説明

「前にしか進まない」のはなぜ?巨視的に見ればすべては主観にすぎない?「うるう秒」という厄介な仕組みは、なぜ必要なのか?説明の難しい「時間」の概念を、最新の物理学に基づき、イラストつきでわかりやすく解説。時間が宇宙の構造と深く結びついた謎であることを、天体物理学者が10の基礎知識に分けて語る。ブラックホール、相対性理論、エントロピー増大の法則、そしてタイムトラベルの可能性まで縦横に行き来しながら、私たちの時間観を揺さぶる!

目次

第1章 地球というあてにならない時計
第2章 岩石が語る時間
第3章 望遠鏡はタイムマシン
第4章 時間は矢のごとし
第5章 空間と時間は意外と違わない
第6章 身近にいるタイムトラベラー
第7章 脚は頭より若い
第8章 時間は(おそらく)止められる
第9章 ヒトラーを殺せるか
第10章 時間は幻想なのか
エピローグ タイムトラベルの実験

著者等紹介

スチュアート,コリン[スチュアート,コリン] [Stuart,Colin]
英国王立天文学会会員。天体物理学と科学コミュニケーションの学位を持つ。BBC Focus、CNN.com、欧州宇宙機関、英国物理学会、ガーディアン、ロンドン数学会など、多くの媒体や機関に記事を寄稿している

田沢恭子[タザワキョウコ]
翻訳家。主な訳書にツァイリンガー『世界一わかりやすい量子カ学』、タレル『「夢のエネルギー」核融合の最終解答』(以上早川書房刊)他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

佐治駿河

42
図書館本。時間に関して書かれている本であるが、割と一般的な内容でした。唯一、私が関心したことは8章の【時間は(おそらく)止められる】ですね。これもブラックホールの内部で本当に時間が止まるとの仮説でした。これは量子重力理論の確立によって証明されるかもとの範囲の内容でした。そしてこの分野に明るくない方にもオススメ出来るのは時間の概念や重力と時間の関係性も知る事が出来る本であり、何よりも本が薄い(文章量が少ない)ので手に取りやすいことです。意外に重要なポイントです。2026/07/29

小太郎

31
ハヤカワの新書、前に読んだ「ネット怪談の民俗学」はちょっと期待外れ。他はどうなんだろうと思ってましたが、この本この内容(入門書としては読み易くて及第点)でこの薄さでこの価格は大きな疑問が付きます。今は他の新書も値段が上がってるけど。内容は入門編なのでそんなに驚きが無かったのですが、初めてこのジャンルに挑戦する人にはより深彫りする足掛かりにはなりそうです。★32026/10/07

よっち

26
身近に感じながら実は最も謎に満ちた時間の存在を、英国の天文学者が最新物理学の視点から10の基礎知識に分けてわかりやすく解き明かす1冊。うるう秒の調整、地球自転の不確かさから始まり、熱力学の「時間の矢」、アインシュタインの相対性理論による時間の歪み・同時性の崩壊、量子重力理論での時間の消失、宇宙の終焉までを、イラストを交えて分かりやすく解説して、144ページとコンパクトにまとめ難解なテーマを数式なしで軽快に読み進められる構成は、時計を見る目が変わり時間という身近すぎる謎に新鮮な驚きを与えてくれる1冊ですね。2026/06/23

KAN

6
時間について、宇宙論、物理学、科学的観点からエッセイ風にまとめられていて、読みやすい。アシモフの科学エッセイを彷彿とさせる部分もあり、時間について深く考えさせられる。時間は人間の概念であって、絶対的に存在するものではない。相対性理論、量子論は時間の遅延は感じられるけれど、決して過去に戻ることはできない。だからこそ過ぎ去る時間に人間は様々な思い出、後悔、などを持つことができている。そこにこそ生きている意味を感じることができているという意味では、時間はありがたいもの、だと感じることができた。2026/07/31

towerofthesun

5
うるう秒、時間の矢、重力波、時空、頭と脚で違う時間、ブラックホール、ワームホール、タイムパラドックス、ブロック宇宙。最後には時間は存在しないのかもと思えてきて充分刺激的だが、若干ダイジェスト感が。この手の話をもっと詳しく(かつわかりやすく)知りたければ、カルロ・ロヴェッリ「時間は存在しない」や、ベッキー・スメサースト「あなたがブラックホールについて知っていることはほぼすべて間違っている」をオススメする。2026/07/01

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