出版社内容情報
カップ麺市場で醤油ラーメン以上に人気のカップ焼きそば。食べ比べるとそれぞれ特徴的な味だが、そこにはメーカー各社の熱意と創意、熾烈なシェア争いの歴史が刻まれていた! UFO、ペヤング、ごつ盛り……もうひとつの「国民食」が織りなした半世紀を描く。
【目次】
内容説明
カップ麺市場で醤油ラーメン以上の人気を誇るカップ焼きそば。食べ比べるとそれぞれに特徴的な味だが、そこには各社の熱意と創意、熾烈なシェア争いの軌跡が刻まれていた!高度経済成長の終焉とともに埼玉県のとある中堅メーカーの起死回生の一手として誕生したカップ焼きそばは、その後半世紀にわたり日本人の食文化を形作っていく。U.F.O.、ペヤング、ごつ盛り…もうひとつの「国民食」の歴史に迫る無二の書。『ソース焼きそばの謎』『あんかけ焼きそばの謎』と続いた三部作、ここに完結!
目次
プロローグ カップ焼きそば食べ比べ
第一章 幻の「世界初」 一九七四年〈エビスカップ焼そば〉
第二章 角型容器で市場を席巻 一九七五年〈ペヤング ソースやきそば〉
第三章 「打倒!カップヌードル」後継者の挑戦 一九七六年〈日清焼きそばU.F.O.〉
第四章 カップ焼きそばが「食事」になった 一九八八年〈スーパーカップ 大盛りいか焼きそば〉
第五章 袋麺の王者が放ったスマッシュヒット 一九九二年〈サッポロ一番 おたふくソース焼そば〉
第六章 三強時代のはじまり 一九九五年〈明星 一平ちゃん夜店の焼きそば〉
第七章 オープン価格帯の頂点に立つダークホース 二〇一〇年〈マルちゃん ごつ盛り ソース焼きそば〉
エピローグ 麺を蒸して揚げるということ
著者等紹介
塩崎省吾[シオザキショウゴ]
焼きそば研究家。1970年生まれ。静岡県出身。ブログ「焼きそば名店探訪録」管理人。国内外1500軒以上の焼きそばを食べ歩き、研究を続けている。テレビ、ラジオなどメディア出演多数。本業はITエンジニア(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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