ハヤカワ新書<br> Jホラーの核心―女性、フェイク、呪いのビデオ

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ハヤカワ新書
Jホラーの核心―女性、フェイク、呪いのビデオ

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400498
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0274

出版社内容情報

なぜ幽霊は「髪の長い女性」なのか、なぜ「ビデオ」が呪いを伝播させるのか。『リング』『呪怨』ほか黎明期の名作から『変な家』『近畿地方のある場所について』に至るまで、気鋭の映画研究者がジェンダー/メディアの観点でJホラーの本質を緻密に分析する。


【目次】

内容説明

“Jホラー”の名作を徹底網羅!

目次

第1章 《ビデオ》恐怖を運ぶもの(なぜ「呪いのビデオ」はレンタルビデオだったのか―『邪願霊』(一九八八)
「ビデオ」がもたらした若手の躍進―『ほんとにあった怖い話』(一九九一~) ほか)
第2章 《家》恐怖を溜めるもの(ヒットの裏にひそむもの―映画『変な家』(二〇二四)
大人の知らない団地―映画『仄暗い水の底から』(二〇〇二) ほか)
第3章 《女性》恐怖されるもの(「男性」をめぐる争い―『ミンナのウタ』『あのコはだぁれ?』(二〇二三/二〇二四)
「映画」の恐怖の象徴としての「女性幽霊」―『女優霊』(一九九六) ほか)
第4章 《都市伝説》恐怖を作るもの(恐怖の伝播と保存―『事故物件 恐い間取り』(二〇二〇)
Jホラーの立役者たちの実験的挑戦―『学校の怪談』(一九九四~) ほか)
第5章 《フェイクドキュメンタリー》恐怖を騙るもの(「フェイクを全力で楽しむ文化」の濫觴―『放送禁止』(二〇〇三~)
暗澹たるノスタルジー―「TXQ FICTION」(二〇二四~) ほか)

著者等紹介

鈴木潤[スズキジュン]
1991年新潟県生まれ。開志専門職大学助教。新潟大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。専門は映像文化論、メディア論。特に本邦のホラー映画における女性表象を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

倉屋敷??

3
似たような内容の本をわりと最近読んだ気がする。 それと比べて内容が薄いし観たことある作品が大半なので作品の説明やネタバレが長々と続くので退屈。 他の感想であるけど興味あるけど怖くて観れない人にとっては恐怖の仕掛けも事前に分かるし、観やすくなっていいのかもしれない。2025/11/23

jam

3
Jホラー映画についてその歴史を網羅的に示した。興味深いが、なぜ女性がホラー映画のヒロインというのか、怪異役になりがちなのかについてはもう少し掘り下げても良かったのかも。2025/11/08

ドント

3
巷に流行る「Jホラー(主に映像作品)」の流れを、「ビデオ」「家」「女性」「都市伝説」「フェイクドキュメンタリー」をテーマに概観する本。「『死霊の罠』は?」とか「『イノセンス』は『童夢』が下敷きで」とアレやコレやが思い浮かぶものの、「概観」、シンプルな通史本であります。読んだ皆さんがここからコッチの深みへいらしてもらえれば……そんなわけで、たとえばここから『ネット怪談の民俗学』『よみがえる「学校の怪談」』『怖い女』『映画はおそろしい』などを読むとより面白くなっていきますよ。あと出てきた映画は全部観よう!2025/11/08

ノリスケ

3
映画のネタバレがあったが、ほぼ視聴済みだったので、とても面白く読んだ。異形コレクションでお馴染みだった小中千昭は神だった。2025/11/02

Kb54081271Kb

1
隆盛誇る日本のホラー映画、その怖さの特徴を探る新書。切り口は、ビデオ、家、都市伝説。帯にもあるけど何故女性の幽霊が多いのか…。見る側が見られる側に逆転する恐怖、呪いの伝播、怖さの構造が分かるともう怖くない?いや今まで見えてなかったものが見えてもっと怖くなる…。 2025/11/29

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