ハヤカワ新書<br> チョコレートと日本人

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ハヤカワ新書
チョコレートと日本人

  • 市川 歩美【著】
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  • 早川書房(2024/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400351
  • NDC分類 588.34
  • Cコード C0295

出版社内容情報

デパートによる特設販売、メディアでの報道、SNSを使った広告……日本ではバレンタインデーに異常な盛り上がりを見せるが、それはなぜか。またカカオが抱える世界的な問題と、その打開策であるクラフトチョコレートとは。チョコレートをめぐる歴史と未来を語る。

内容説明

過熱する新商品の開発、1日1億円以上を売り上げる百貨店催事、「誰かに贈る」から「自分用チョコ」へ…日本のバレンタインデーは世界でも類を見ない盛り上がりを見せるが、それはなぜか。また、児童労働などのカカオをめぐる世界的な問題と、カカオ消費における新たな潮流、生産から販売までの全工程を担う「ビーントゥバー」とは何か。日本唯一のチョコレートジャーナリストが、文献調査と有名ショコラティエや関係者への取材を軸に、日本人とチョコレートの歴史、現在、そして未来を語る。

目次

第1章 バレンタイン狂騒曲(なぜバレンタインはこんなに盛り上がるのか;日本のバレンタイン、ことはじめ;日本のバレンタイン、進化と変遷;海外のバレンタイン事情;ホワイトデーとは何か)
第2章 日本と高級チョコレート(日本に花開いた高級チョコレートの文化;高級チョコレートブームが到来;日本人が熱狂した生チョコの歴史;時を超えて愛される日本の名作チョコレート)
第3章 日本独自のチョコレートシーン(ユニークな日本のチョコシーン;世界ブランドの日本だけの盛り上がり;日本のチョコミント人気;百貨店とチョコレートの深い関係;日本企業のトップセラーチョコレート)
第4章 熱狂のその裏で―カカオ産地で起きていること(大企業によるカカオ産地支援;カカオ産地の児童労働問題に取り組む日本のNPO;南米のカカオ産地でカカオと向き合う人々;世界のカカオ産地と取引するトレーダー;カカオ産地を伝える百貨店バイヤー)
第5章 日本のチョコレートの今とこれから(ビーントゥバーチョコレートとは;日本のビーントゥバーチョコレート;カカオの健康効果への注目;日本のチョコとSDGs;日本のチョコレートの今)

著者等紹介

市川歩美[イチカワアユミ]
チョコレートジャーナリスト/ジャーナリスト。大学卒業後、放送局に入社し、長年ディレクターとして番組企画・制作に携わる。現在はチョコレートを主なテーマとするジャーナリストとして、日本国内、カカオ生産地をはじめ各国を取材。多数のメディアで情報を発信している。チョコレートの魅力を広く伝えるコーディネーターとしても活動。広く食に関わるテーマでも取材執筆、商品監修や開発にかかわるコンサルティングも行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

129
海外旅行に行く度に、現地のチョコレートを土産物に買ったものだ。それほど日本人がチョコ好きとなり、自称チョコレートジャーナリストなる職業が成り立つほどになったのはバレンタインデーあればこそか。始まりこそ菓子業界のビジネスだったが、日本の贈答文化とお裾分け習慣に結びつき巨大産業を形成する年中行事と化した。今や独自の文化を形成するほどだが、産業としての未来は甘くはない。本書で言及されていないが日経新聞によれば、ガーナでカカオ畑が資源採掘のため潰される事例が増えているという。好きだからこそ長く残ってほしいのだが。2025/04/29

ちえり

15
チョコレート大好きな私。近所にちょっと有名なチョコレート専門店(カフェ併設)があるのですが、何せお高いので、店の前を通るたびに、はぁ〜と思いながらスーパーで大袋のチョコを買う毎日。そしてちょっとだけ高めのチョコを買った時は一日一粒(泣)と決めて大切に食べてます。チョコレートジャーナリストなんて初めて聞いたわ、と思ったら著者の造語だった。どうりで(笑)。子供の頃青酸コーラ事件があり、その後青酸チョコ事件があり、何年か後にあのグリコ・森永事件があり、いまのんびりチョコを食べれていることに感謝。2025/02/03

ねこちゃんさん

5
「どうして日本人はチョコレートが好きなのか」をテーマに、日本人とチョコレートの関りやルーツについて書かれたチョコレート好きの人にお勧めしたい一冊。「チョコレートを食べ過ぎると鼻血が出る」という迷信は何処から誕生したのか不思議でしたが、なるほど、そういう理由から!2024/12/18

さーさん

4
如何にして日本にチョコレートが普及してきたか、日本独自のバレンタイン文化を中心とした解説。カカオ原産国と農家が抱える貧困問題について。2025/02/28

かび丸

4
同作者のチョコレート本を読んだらこちらも気になったので。『教養としてのチョコレート』と重なる内容もあります。 個人的には特定の店舗やショコラティエの紹介よりは、歴史や拘りをもっと深掘りしてほしかった気持ちがありました。2025/02/04

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