出版社内容情報
約1万年前のアフリカで起きた「人類最初の戦争」から核兵器の発明と使用、ドローンなどの最新技術が投入されたロシア・ウクライナ戦争まで。文明の進歩に伴い急速な変化を続けてきた戦争の歴史を一冊に凝縮し、その発生と激化の普遍的なメカニズムを解明する
内容説明
人類は戦争を生みだしたのではない。受け継いだのだ。だからこそ、やめることができる―チンパンジーの群れが繰り広げる苛烈な殺し合いから、約一万年前のアフリカで勃発した「人類最初の戦争」、核兵器の発明と使用、そしてドローンなど様々な最新技術が実戦投入されたロシア・ウクライナ戦争まで。文明の進歩に伴って急速な変化を続けてきた戦争の歴史を一冊に凝縮。その発生と激化の普遍的なメカニズムを解明し、その廃絶のためのビジョンを示す。
目次
第1章 戦争の起源
第2章 実戦のありさま
第3章 戦闘の進化(紀元前三五〇〇年‐紀元前一五〇〇年)
第4章 古典的戦争(紀元前一五〇〇年‐紀元一四〇〇年)
第5章 絶対君主と限定戦争(一四〇〇年‐一七九〇年)
第6章 大規模な戦争(一七九〇年‐一九〇〇年)
第7章 全面戦争
第8章 核戦争小史(一九四五年‐一九九九年)
第9章 戦争の三つの枝―核兵器、通常兵器、テロリスト
第10章 戦争の終わり
著者等紹介
ダイヤー,グウィン[ダイヤー,グウィン] [Dyer,Gwynne]
1943年カナダ生まれ、ロンドン在住。作家、歴史家、ジャーナリスト。1973年にロンドン大学で軍事史と中東史の博士号を取得後、1977年までサンドハースト王立陸軍士官学校に上級講師として勤務。このほか、カナダ・アメリカ・イギリスの海軍に予備役として在籍した経験を持つ。1980年代以降は主にジャーナリストとして活動し、新聞へのコラムの寄稿やテレビ番組の制作に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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