ハヤカワ新書<br> 現実とは?―脳と意識とテクノロジーの未来

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ハヤカワ新書
現実とは?―脳と意識とテクノロジーの未来

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400047
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0240

出版社内容情報

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「現実」って何? この当たり前すぎる問いに、解剖学者、言語学者、メタバース専門家、能楽師など各界の俊英が出した八者八様の答えとは。あなたの脳をあらゆる角度から刺激し、つらくて苦しいことも多い「現実」をゆたかにするヒントを提供する知の冒険の書

内容説明

あなたにとって「現実」とは何?この一見当たり前すぎる問いに、解剖学者、言語心理学者、メタバース専門家、能楽師など各界の俊英が出した八者八様の答えとは。SR(代替現実)や脳と機械をつなぐBMI(ブレイン・マシン・インターフェース)などのテクノロジーの進展により、脳に気づかれることなく「現実」を操作できるようになった現代。科学と哲学の融合した「現実科学」がここから始まる。あなたの脳をあらゆる角度から刺激し、「現実」をゆたかにするヒントを提示する知の冒険の書。

目次

第1章 「現実とは『自己』である」稲見昌彦
第2章 「現実とは『DIY可能な可塑的なもの』」市原えつこ
第3章 「現実とは『あなたを動かすもの』」養老孟司
第4章 「現実とは『自分で定義できるもの』」暦本純一
第5章 「現実とは『今自分が現実と思っていること』」今井むつみ
第6章 「現実とは『現実をつくる』というプロセスを経ることによって到達する何か」加藤直人
第7章 「現実とは、普段のルーティンな自己がちょっとずれた時に押し寄せてくる、すごい力」安田登
第8章 「現実とは『祈りがあるところ』」伊藤亜紗

著者等紹介

藤井直敬[フジイナオタカ]
株式会社ハコスコ代表取締役社長。医学博士・脳科学者。一般社団法人XRコンソーシアム代表理事、ブレインテックコンソーシアム代表理事、デジタルハリウッド大学大学院卓越教授・学長補佐、東北大学特任教授。東北大学医学部卒、同大学院(博士)、MIT、理化学研究所脳科学総合研究センターなどを経て現職。著書に『つながる脳』(毎日出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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チャーリブ

47
「現実」とは何かについての対談集。著者の藤井直敬さんは医学博士・脳科学者で㈱ハコスコの社長。藤井さんが脳と身体に関わる様々な分野の実務家や研究者と「現実」について語り合っています。それぞれ興味深かったのですが、個人的には、伊藤亜沙さんの話が一番面白かった。幻聴がある人にまわりが「今日は幻聴さんが来てる?」というように、一般に「現実」ではない現象に「居場所」を与えるという考え方。「共有」されることによって「物語」が書き換えられていくということですが、それは「現実」が変わったということ?2023/11/29

kei-zu

20
「現実」とは何か? 科学者から芸術家、能楽師まで幅広く対話を重ねる。6本指のマニピュレータも、慣れれば人は難なく利用できるという。「現実」が個々の「認識」ならば、それは個人の主観を超えるのか? 超えたところに共有できるものはあるのか? 考えさせられて興味深い。2025/01/05

takka@ゲーム×読書×映画×音楽

13
「現実とは?」というテーマに対し、さまざまな分野からゲストをお招きし、ディスカッションしてきた著者の企画をまとめた本著。メディアアーティストやclusterのCEO、方や養老孟司さんや今井むつみさんなどの学者の方たち、それぞれの視点で語られているのが面白い。ただ前章読んで感じたことは、まだまだバーチャルだけでは世界は成り立たないということだ。現実が地盤にあって成り立つし、バーチャルを通しても人間の認知というフレームに帰結する。とても濃い時間を与えてくれた一冊だった。続編希望。2023/08/17

kurupira

7
かなりの良本。最先端のVRを知っとこうと思い手にしたが、「現実」と言うテーマで様々な分野で先端にいる方を招き、レクチャー・質問形式の対話・まとめで構成され、多角的でどの章でも考えさせられることが多かった。私的には、第7章の能楽師の方の話が興味深く、ユーtubeへのリンクにあった「夢十夜」第三夜のパフォーマンスが素晴らしかった。読後に何となく、本書にあるように「現実」とは何か?とCHATGPTに質問、、プログラムによって生成されたテキストと会話であり、自己意識や感情は持たないそうで、、人とは違うようだ。。2023/08/26

mim42

6
楽しめた回もあればイマイチな回もあり。楽しめたのはVRのベンチャーの人の回と養老先生の回。あとはうーん。昔から感じているのだが、メディアアーティストの需要や存在意義がわからん…これはまあ私が理解できていないだけなのだと思うが、かなりの長年に渡り理解も共感もできていない。誰か教えてくれ。全体的に著者が友人知人と楽しくお話しされていたのは伝わってきてほっこりはしました。著者の研究領域には大変興味を覚えるのでいつか著作物を読んでみたい。2023/11/16

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