内容説明
13歳の少女ラチェットは夏休み、遠縁の双子のおばあさん、ティリーとペンペンの家を訪れた。2人は次々に嘘みたいな昔話を語る。ちょん切れた首の話、8センチ長くなった片腕の話、世にも奇妙な結婚式の話…おまけに、実際の生活でもへんてこな事件の連続!全米図書賞受賞のちょっと変わった成長物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椿子
4
うーん、面白い!児童書なのに、結構描写はグロテスクだったり、しっかり描いている所がgood。親から育児放棄された少女が、双子の老婆のところで暮らして自然のありがたみを知り、生き生き自分の性格も変えられる、といった展開を想像してたのだけれど良い意味で裏切られたというか、ありがちな成長物語じゃなくてとても良かった。途中から出てくるハーパーという少女のキャラクターもとても良い。2010/03/22
barabara
3
これは珍しく子供がギブアップ。退屈だったそう。2014/04/19
なつめ
3
児童書とあなどるなかれ。さらっと書かれているけど育児放棄や老人家庭、障害などなど重いテーマを毒を交えつつも描いてます。子どもも楽しめるけど大人にも訴えるものがあります。ホーヴァートにしては毒が薄いので初心者向け。2007/06/09
ヨリ
1
表紙にひかれて借りてみた。なつかしいような、この感じ。ちょっと病んでる?大人たちだけど、そんなにリッパな大人ばかりじゃないよね~、私を含めて(笑)2016/09/12
isbm
0
★★★2016/09/18