内容説明
もうすぐクリスマスというある夜、ぼくの家の屋根をつきやぶって、ヘラジカが落ちてきた!トナカイのかわりにサンタのそりの試験飛行をしていて、足をすべらせたんだって。名前はミスター・ムース。おもしろくてやさしいヘラジカで、ぼくはすぐ仲よしになった。でもそれが、大騒動のはじまりだったんだ。
著者等紹介
シュタインヘーフェル,アンドレアス[シュタインヘーフェル,アンドレアス][Steinh¨ofel,Andreas]
1962年、旧西ドイツのバッテンベルク生まれ。マールブルク大学在学中に子ども向けの小説を書きはじめ、そのまま児童文学作家になった。現在はベルリンに住み、作家、脚本家、翻訳家、評論家として、多方面で活躍している。『世界のまんなか』でブクステフーデ雄牛賞受賞、ドイツ青少年文学賞ノミネート
鈴木仁子[スズキヒトコ]
名古屋大学文学部独文学科卒、ドイツ文学翻訳家
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感想・レビュー
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♪みどりpiyopiyo♪
39
もうすぐクリスマスというある夜、ぼくの家の屋根をつきやぶって、ヘラジカが降ってきた! ■表紙のヘラジカさんを見て! 一大事なのに このとぼけっぷり☆ 楽しくって ちょっとしんみり 夢のあるお話を読みました。ドイツの児童書です。■ミスター・ムース、おもしろくてやさしいヘラジカ。こんなお友達が出来たら楽しいだろうなぁ。降ってきた方も 降ってこられた方も、心の奥の願いがあって。■思いがけない出来事が あれよあれよと膨らんで。ドイツのユーモラスなクリスマスファンタジーでした( ' ᵕ ' ) (1995年)(→続2018/12/18
空猫
28
表紙に惹かれて。冬まで待てず読了。12月の雪の夜にヘラジカがウチの屋根を突き破って落ちてきた。ヘラジカの言うことには(⬅)サンタのソリを引いていて誤って落ちたらしい。ソリはトナカイじゃ?しかもXmasはまだ先。しかも迎えに来たサンタは意外と横柄で嫌な奴…色々予想外で楽しいファンタジー。サンタからのプレゼントが無かった子供たち!サンタはモノじゃなくて願いを叶えるんだって。いい子にしてたらきっとかなうよ!?o(゚∀゚)oやっぱり読むのは寒くなるまで待てば尚よかったな。2017/07/14
ヒラP@ehon.gohon
14
クリスマス向けのホームコメディ。離婚したパパとママがまた一緒になるのが、子どもたちにとっての最高のプレゼントなんて、ドタバタの先の期待感はバッチリです。2018/08/21
さとこ
8
温かい話。ゲルリンデおばさんとか、型破りな登場人物が面白かった。天の川の砂はロマンチックだなあ。2014/07/29
退院した雨巫女。
6
《私-図書館》ミスター・ムースが、スタメンでサンタクロースの橇をひけるようになるといいなあ。2017/12/26
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