出版社内容情報
Google、Amazon、Metaなどの巨大IT企業は、イノベーションの名の下にユーザーを囲い込み、監視し、国家制度を内側から乗っ取ってきた。選挙やインフラは、既に彼らの食い物にされている――分断の裏で利益を得る者から、主権を奪還するには
【目次】
内容説明
これが民主主義の結末なのか?シリコンバレーの巨大IT企業は、私たちの生活と国家制度に深く入り込み、分断や混乱を元手にした収益、そして巨大な権力を手にしてきた。偽情報を増幅するSNS、密かに導入される監視技術、民意を煽動するアルゴリズム―テクノロジーが制御されないまま拡大し、社会を不安定化させている構造を、いかにして変革しうるか。「ヨーロッパで最もITに精通した政治家」(ウォール・ストリート・ジャーナル)と呼ばれたサイバー政策のエキスパートが、未曾有の危機に警鐘を鳴らし、対応策を説く。これは遠い未来の話ではない。すでに私たちの日常を破壊している〈テクノ・クーデター〉の真実である。
目次
序章 闘い
第一章 コード
第二章 スタック
第三章 あらゆるものの兵器化
第四章 公共の利益の終わり
第五章 最前線に立つテクノロジー企業
第六章 フレーミングの作成者
第七章 主権を取り戻す
第八章 国民を優先する
結論 テクノロジーによるクーデターを阻止し、民主主義を救おう
著者等紹介
スハーケ,マリエッチェ[スハーケ,マリエッチェ] [Schaake,Marietje]
公共部門を専門とするテクノロジー、政策、地政学のエキスパート。2009年から2019年までオランダ選出の欧州議会議員を務め、「ネットワーク中立性」に関する政策をはじめとする、欧州のテクノロジー、貿易、外交政策の策定に影響力を発揮した。現在はスタンフォード大学サイバー政策センターの国際政策ディレクター、同大学人間中心AI研究所の国際政策フェローとして、サイバー監視技術の輸出規制強化や、電子商取引およびサイバーセキュリティに関する新たな政策など、デジタルの自由を促進するためのさまざまな取り組みを推進している。《フィナンシャル・タイムズ》紙にテクノロジーとガバナンスに関する月例コラムを寄稿しているほか、国連のAI諮問機関の委員を務めている
江口泰子[エグチタイコ]
翻訳家。法政大学法学部卒。訳書にリシャール&リゴー『世界最凶のスパイウェア・ペガサス』、ソールツマン『2038年のパラダイムシフト』、パーロース『サイバー戦争 終末のシナリオ』、パトリカラコス『140字の戦争』(以上早川書房刊)、フレイザー『資本主義は私たちをなぜ幸せにしないのか』ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



