人はなぜ記憶するのか―脳と自己の科学

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人はなぜ記憶するのか―脳と自己の科学

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  • サイズ 46判/ページ数 336p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152104861
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0040

出版社内容情報

記憶とは、頭の中に情報を保存するだけでなく、感覚と結びつきながらその都度よみがえる動的な現象である――神経科学者であり心理学者でもある著者が、記憶=固定的なものというイメージを覆し、数々のメディアで年間ベストに選ばれた、知覚をめぐるサイエンス


【目次】

内容説明

常識を覆す、「記憶」研究の最前線!記憶は録画映像ではない。私たちは、選択と再構成によって「物語」として過去を思い出している。ぼんやりしているときに活性化する神経回路―「デフォルトモードネットワーク」とは何か。忘れることは脳の欠陥ではなく、情報処理を最適化するための戦略である。記憶力は「入力」よりも「出力」(想起)によって強化される。人はネガティブな経験よりも、ポジティブな経験のほうを思い出しやすい。それはなぜか?

目次

第1部 記憶の基本(私の心はどこにある―覚えていることと忘れることがあるのはなぜ?;時間と空間を旅する―思い出すとその時間・その場所に戻れる;削減、再利用、再生―少なく記憶したほうが多く思い出せる)
第2部 見えない力(単なる想像―想起と想像は分かちがたく結びついている;感情以上―記憶と記憶に対する感情が異なるのはなぜか;辺りは見慣れた顔ばかり―忘れていても学習はできる;振り返って未知と対峙する―新しいもの・予期せぬものへと記憶が導く)
第3部 変化する記憶(再生と録画のボタンを同時に押す―想起が記憶を変える;多少の痛みが利益を増やす―間違いからのほうが多くを学べる;一緒に思い出すとき―人とのかかわりのなかで記憶がつくられる)

著者等紹介

ランガナス,チャラン[ランガナス,チャラン] [Ranganath,Charan]
カリフォルニア大学デイヴィス校心理学・神経科学教授。「ダイナミック・メモリー・ラボ」所長として記憶の研究に従事。4半世紀以上にわたり、脳画像技術や計算モデル、記憶障害のある患者の研究を通じて、人間が過去の出来事を記憶する脳の仕組みを解明してきた。その業績により、グッゲンハイム・フェローシップおよびヴァネヴァー・ブッシュ教員フェローシップを受賞

梶山あゆみ[カジヤマアユミ]
翻訳家。東京都立大学人文学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

y

1
脳のどこがどうなってこうなるのか、とちゃんと理解しようとすると私の能力がおよばないので、脳の色んな部分が役割分担と連携をして記憶が作られたり、出てこなくなるのだなと、ざっくり理解しました。 日常の事例が盛り込まれているので、楽しく読めました。 記憶の仕組みを悪用することは既に世の中にありますが、筆者のそれだけじゃないよという姿勢に希望が持てました。2026/02/11

Go Extreme

1
エピソード記憶 海馬 側頭葉 前頭葉 ニューロン シナプス 可塑性 記憶の固定化 再固定化 符号化 想起 忘却 虚偽記憶 作話 記憶喪失 情動 扁桃体 ドーパミン セロトニン コルチゾール トラウマ PTSD フラッシュバック 幻覚 精神病 統合失調症 うつ病 自己同一性(アイデンティティ) ナラティブ(物語) 主観性 客観的現実 意識 無意識 夢 睡眠 感覚 知覚 時間感覚 身体性 社会的脳 意味記憶 長期増強(LTP) デフォルト・モード・ネットワーク 神経回路 メタ認知2026/02/02

どどんぱ

1
最近物忘れなので、読んでみた。記憶というものの見方が変わった。2025/12/15

yukinobu_nagae

0
<記憶する自己>について学べば、私たちは思い出すプロセスにおいて能動的な役割を果たせるようになり、過去の足かせから自由になって、より良い未来へと導くガイドとして過去を利用できるようになる。P2462026/02/07

Yes

0
巻末注を読むのは諦めました。 記憶力が悪いのとカウンセリングに通じるところがありそうなので読んだ。記憶に関する知らなかった最新知識を知られてよかった。まあ例に漏れず覚えてないけど。 「答えを知りたい問いを見せて5秒?後に答えを表示すると、その5秒の間に表示していたランダムな顔の画像をよく記憶する」という話は面白かった。 躁鬱やトラウマが酷かった頃のほうが記憶力が良かったのは、科学的にも証明されていたんだなと思った。2026/02/01

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