出版社内容情報
12歳までレストランに行ったことがなかった少年は、いかにして当時最年少の三つ星シェフとなったのか? 農場で過ごした幼年期、料理学校での修業、飛行機事故、ジョエル・ロブションとの関係、日本食へのこだわり……文学的に語られる、エッセイ。
【目次】
内容説明
厨房の料理人は、何よりもまず、自然の代弁者でなくてはならない。当時最年少の三つ星シェフはいかにして誕生したか。フレンチの巨匠が自ら語る、料理の真髄。
目次
土地と森
エコール、学校、学びの場
地中海
パリ、ニューヨーク、東京
マニュファクチュール
メゾン・デュ・プープル
著者等紹介
デュカス,アラン[デュカス,アラン] [Ducasse,Alain]
1956年フランス・ランド地方生まれの世界的シェフ。自然豊かな農園で育ち、幼少期から味覚を磨く。16歳で料理の道に入り、著名なシェフに師事。33歳でホテル内レストランとして史上初のミシュラン三つ星を獲得。2005年には3軒のレストランが同時に三つ星を獲得する快挙を達成。現在は世界8カ国で30以上の店舗を展開し、教育機関「エコール・デュカス」を設立。日本では「ベージュアラン・デュカス東京」「エステール」など複数のレストランやショコラ専門店を開く。後進育成や持続可能な食文化の推進にも尽力している
田中裕子[タナカユウコ]
フランス語翻訳家。訳書にデスティエンヌ・ドルヴ『エッフェル塔―創造者の愛―』、ベレスト『ポストカード』(以上、早川書房刊)、マレ『人類の都』など多数
西山明子[ニシヤマアキコ]
フランス語翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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