出版社内容情報
南北戦争下のルイジアナ。戦場での過酷な体験に苛まれ、伯父の農園で無為な日々を送る外科医のウェイド。殺人容疑を掛けられ、ウェイドの助けを借りて農園から脱走した奴隷女性のハンナ。さまざまな運命に翻弄される彼らが、最後にたどり着いた真実とは――。
内容説明
南北戦争下のアメリカ。戦争は平和と自由を奪い、殺人は愛を奪った―。エドガー賞最優秀長篇賞受賞作。ディック・フランシスに並ぶ史上最多3度目受賞。
著者等紹介
リー・バーク,ジェイムズ[リーバーク,ジェイムズ] [Lee Burke,James]
1936年アメリカ、テキサス州生まれ。作家。ミズーリ大学を卒業後、石油関連や報道関連、社会福祉関連、教育関連の仕事に就く。1965年にHalf of Paradiseで作家デビュー。1990年には『ブラック・チェリー・ブルース』で、1998年には『シマロン・ローズ』で、そして2024年には本作『破れざる旗の下に』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞を受賞し、歴代最多の受賞者となる。2009年にはアメリカ探偵作家クラブ賞巨匠賞を授与されている。娘に作家のアラフェア・バークがいる
山中朝晶[ヤマナカトモアキ]
1970年北海道生、東京外国語大学外国語学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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