独狼―念真流無間控

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独狼―念真流無間控

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152103543
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

己は人斬り風情、悪党は銭の種にすぎぬ――隻眼蓬髪の孤高の剣士、雷蔵の元に仕事が舞い込む。男と偽った女子を江戸まで護衛してほしいというのだ。少女は藩を継ぐことを強要され、犠牲になろうとしていた。刺客どもを血の海に沈めた先に待っていたのは……

内容説明

その刹那、秘奥が炸裂した―隻眼の獣にして女形の如き妖艶さ、魔道を歩んできた者のみがもつ気迫に満ちた男、平山雷蔵。汚れ仕事を引き受け、死屍累々のしゃれこうべを野に放つことから、独狼の名で知られていた。いま人を一人、高祖藩から江戸藩邸へと護って連れてゆく。藩主が病没してさらに跡継ぎの定まらぬなか、忠臣たちが血筋の女子・寧乃を男と偽らせて大名跡継ぎに仕立てようということらしい。政争の愚も一切の私情も、独狼には関係の無いこと。昼も夜もと区別なく、寧乃の命を狙う刺客どもに、独狼は血塗られた愛刀・扶桑正宗をただただ斬り上げる。血煙が一面に舞いあがる、斬撃時代小説。

著者等紹介

筑前助広[チクゼンスケヒロ]
2020年「それは、欲望という名の海」でアルファポリス第6回歴史・時代小説大賞特別賞を受賞し、2022年『谷中の用心棒 萩尾大楽 阿芙蓉抜け荷始末』と改題して出版デビュー。さらに同作は、第11回日本歴史時代作家協会賞書き下ろし文庫新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

66
「独狼」こと念真流剣士・平山雷蔵が人を斬りまくる剣戟アクション。とにかく剣戟場面の質と量が圧倒的で鬼気迫る。お話の方は要人護送もので、迫りくる刺客を雷蔵らが撃退しつつ目的地を目指すロードノベル。こうしたプロットと徹底的にクールな文体からは「深夜プラス1」などのハードボイルド冒険小説を連想。骨組がしっかりした上に、敵味方共に人物がよく描けているので気持ちが入りやすい。ただでさえ剣戟シーンが多いのに、最終決戦は強敵とのド派手な見せ場があってただただ堪能。余韻の残る終幕良し。現在の時代活劇として最前線の面白さ。2024/10/16

Mc6ρ助

17
チャンバラ要素120%なこの本、ことのほか刺さらないのは、受け取る側の問題。思えば遅れてきた眠狂四郎ファンであった爺さま、今さらながら彼が時代の申し子であったことを思い知らされる。かくて令和に生きる主人公(?)はすでに世の中を斜めに見て生きていくことが許されなくなってしまった。真面目に生きることの危なさがヒリヒリとしてしまう多くの登場人物たち、いつのまにやら戦争をする国になってしまった日本に生きる我々の映し鏡なのかも知れない。2025/06/22

サケ太

14
軽快でありながら渋みを感じさせる良作。人斬り稼業の男が武士の世の理不尽に巻き込まれる少女に同情しつつも、血風吹く江戸までの道中を駆ける。迫りくる刺客と謀略。怒涛の最終決戦を抜けた終幕の先。読後に感じる爽快さが素晴らしい。2024/09/14

じお

9
★★★★☆ 金を貰って悪党を斬る、秘奥・念真流を振るう剣士・平山雷蔵、彼のもとに、かつての恩人からある仕事が舞い込む、それは性別と身分を偽った少女を江戸まで護衛すること、この旅路、血煙の先に待つものは、ズンバラリンの斬撃時代小説。面白かったです、孤高の殺し屋が少女を守る、古くからある王道定型ですが、それがたまらない。また、この手の話は大抵、敵も味方もズタボロドロドロで心身ともに疲弊していく感じが重く辛いですが、今作においては比較的軽い、主人公がとにかく圧倒的に強く不思議と爽快ですらある。→2025/05/14

kmzwrs5781

2
某サイトでおすすめされていた時代小説を。「隻眼 黒装束 ずば抜けた人斬りの技」主人公にするにはもってこいのキャラクター。楽しめるストーリー性で読み進めていける1冊。ただラストに向けての多少のウダウダ感で軽く飽きつつ、そこまで引っ張ったのにあっさりとしたラストが逆に良かった。2025/04/10

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