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出版社内容情報
ジャック・ウェルチは米国最強企業GEのCEOとして、飛躍的な業績の伸長と規模の拡大を実現させた。だがそれは短期的な利益のみを追求し、企業の未来を食い潰して築いたものに過ぎなかった――徹底的な取材で「20世紀最高の経営者」の虚飾を剥ぎ取る傑作評伝。
内容説明
1981年、ジャック・ウェルチがゼネラル・エレクトリック(GE)の8代目のCEOに就任した。制度化されたリストラによる徹底的なコストカット、金融事業への注力、積極的な事業売買などの大胆な改革はGEの時価総額の飛躍的な増加を実現。ウェルチは比類なき名誉と財産をその手に収め、「ウェルチズム」は企業経営の新たなスタンダードとなった。しかし彼の栄光は、短期的な利益のみを追求し、イノベーションを停滞させ、製造業としての未来を食い潰して築いたものに過ぎなかった。ウェルチのCEO退任後、その害毒はGEのみならずアメリカ全体を、そして世界経済をも徐々に蝕んでいき―徹底的な取材で「20世紀最高の経営者」の虚飾を剥ぎ取る傑作評伝。
目次
序章
第1章 世界で最も価値のある企業
第2章 ニュートロン・ジャック
第3章 だから彼らが採用された
第4章 GEの成長
第5章 腐ったリンゴ
第6章 筋の悪いM&A
第7章 負の外部性
第8章 ウェルチズムを超えて
著者等紹介
ゲレス,デイヴィッド[ゲレス,デイヴィッド] [Gelles,David]
ニューヨーク・タイムズ紙の記者。2013年の入社以来、CEO、金融、テクノロジー、メディアなどについて執筆。2018‐19年のボーイング737MAXジェット機2機の墜落事故を取材したチームの一員であり、2020年のジェラルド・ローブ賞(ニュース速報部門)を受賞
渡部典子[ワタナベノリコ]
ビジネス書の翻訳、執筆、編集等に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了。研修サービス会社等を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KKKK