となりのブラックガール

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となりのブラックガール

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152102690
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

若手編集アシスタントのネラはNYの老舗出版社で唯一の黒人女性。人種問題に無理解な職場に疲れていたある日、同世代の黒人女性が入社してくる。ネラは親交を深めようとするが、そこには大きな陰謀が@@ダークな皮肉冴えわたる新世代のBLM小説。解説/渡辺志保

内容説明

ニューヨークの名門出版社ワーグナー・ブックスで、編集アシスタントとして働く26歳の黒人女性ネラ。いつかは名作を送り出したいと夢見ているが、昇進は遠く、恵まれた白人ばかりの同僚の無神経さに苛立つ日々だった―隣の席に、職場で二人目の黒人女性、新人のヘイゼルがやってくるまでは。黒人女性としての自信と問題意識を持つヘイゼルとなら、手を取り合って出版界に蔓延する差別や偏見と闘っていけそうだった。しかし喜びもつかの間、トラブルが起きてネラの評価は下がる一方、うまく立ち回ったヘイゼルは上層部に目をかけられるようになる。落ち込むネラに追い打ちをかけたのは、「ワーグナーを去れ」と告げる手紙だった。誰が書いたのか?畏怖される編集長か、怒らせてしまった作家か、不満げな上司か。それとも、得体が知れないヘイゼルか?皮肉と風刺に満ちた、お仕事小説にしてスリラー。

著者等紹介

ハリス,ザキヤ・ダリラ[ハリス,ザキヤダリラ] [Harris,Zakiya Dalila]
コネチカット出身。ノースカロライナ大学チャペルヒル校で学士を取得。アメリカの大手出版社ペンギン・ランダムハウスのアシスタント・エディターとして勤務した後、フリーとなり本書『となりのブラックガール』で作家デビュー。ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーにランクインし、テレビドラマ化されるなどして注目を集めた。夫とブルックリン在住

岩瀬徳子[イワセノリコ]
お茶の水女子大学文教育学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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星落秋風五丈原

23
ネラは、白人だけの出版社ワグナー社で唯一の黒人として、毎日厳しい綱渡りをしている。ネラは「黒人はどう思うのか?」「黒人としては、これOK?」などの質問に答えるために待機しているが、正直になりすぎないように注意している。ある日、職場にもう一人の黒人女性ヘイゼルが加わる。ヘーゼルの存在は、ネラの励みになるが、一方で自分より上司ヴェラといい関係を築く彼女に不安も覚える。彼女の野心は、ネラの親友マライカ、ボーイフレンドのオーウェンの間に不協和音を生じさせるのだが。2023/10/26

本の蟲

16
NY名門出版社に勤める社内唯一の黒人女性ネラ。白人ばかりの業界に苛立ちと息苦しさを感じていたが、新たに黒人女性が採用されることに。待望の「同胞」、共感しあえる理解者登場にネラは喜ぶが、その女性ヘイゼルはネラよりも遥かにうまく周囲とやっていき…。徐々に居場所を奪われるネラと、幕間で進行する大規模な陰謀。米社会のコンプレックスであり、米国文学ではお馴染みの人種差別問題。語られる「許されざる陰謀」は、やり方はともかく、方向性は共感できてしまう。米国にもこう考える人いるんだ、と意外な内容(続で補足2023/10/18

御庭番

4
現代のアメリカ 現代の黒人そして女性のリアル(私がアメリカ人でもなく黒人でもないのでリアルか判断は身勝手にしたわけたが)な描写。 登場する有名人とか、アプリやサーヴィスやなんやかんやがリアルだから余計話が進むにつれて、え?え?こわっ!ってなってく。途中でもしかして?ってなるところもあるけど予想とは違う部分もあっておもしろい。はっきりしないエンディングもよし。 【図書館で借りました】2023/12/18

jolly

2
読みにくい。おもしろくなってきたところで最後もやっと。う~ん、人種差別ネタは当分いいかなと。ほかにも読むものはいっぱい転がってるんでね。2024/02/17

Naggy

1
鎌倉駅前の本屋でジャケ買い。この本屋はいつ行っても品揃えが良く、ここでなければこの本には出会えなかった。解説が渡辺志保さんというのもなんとなく親近感を覚える。 白人だらけの出版社で働く黒人についての描写がとても細かく、ネラの行動を通じて無意識の差別やマイクロアグレッションを体験することができた。白人の前では黒人はアンクル・トムにならなければならず、そのうえ黒人同士でしのぎを削らなければならないという、2023年でもまだここか、と暗澹たる気持ちになる。真の自由が世の中のすべてのネラに与えられることを願う。2024/04/22

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