出版社内容情報
ある年のクリスマス、ポアロのもとに外国の王子がやってきた。家宝のルビーを奪われたので取り戻してほしいという。しかし潜入先のお屋敷でポアロを待っていたのは殺人事件だった? ポアロもの5篇、マープルもの1篇を収録。ルビ・挿絵付き、小学校高学年~
内容説明
世界一の名探偵ポアロは宝石泥棒を追って、田舎の屋敷で開かれたクリスマスパーティーに潜入していた。そんな中、殺人事件が起きる!表題作のほか、死ぬ夢を毎晩見続け、本当に死んでしまった男の謎をポアロがあばく「夢」、素人探偵ミス・マープルが大活躍する「グリーンショウ氏の阿房宮」など、6作品を収録。「ミステリの女王」が贈る、とっておきの短篇集。小学校高学年、中学生~(完訳版)。
著者等紹介
クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ] [Christie,Agatha]
「ミステリの女王」と呼ばれ、親しまれる小説家。1890年、イギリスのデヴォン州に生まれる。1920年、『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。本作で生まれたエルキュール・ポアロというキャラクターは、シャーロック・ホームズ以降のミステリ小説でもっとも人気がある探偵となった。作品は、英語圏で10億部以上、そして翻訳された100を超える言語でさらに10億部も読まれている。1976年、死去
奥村章子[オクムラアキコ]
青山学院大学文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たつや
4
短編集ですが、ポワロとマープルが混ざってる。解説読んで納得です。今も昔も出版社は本を出す為に苦肉の策を講じている。有難いことです。2024/05/16
biba
4
12月に入ってからゆっくり読みました。今まで読んだポアロの本にはない情報がいっぱいだったもので。秘書の方とか、お世話する人とか、こんな感じの時もあったんですね。何より好みの女性のタイプが明らかになったのがびっくり!他を読むのがますます楽しみになりました。2024/01/06
きあ
1
12月になったのでクリスマスがタイトルに入っているこの本を読んでみました。 短編集でほぼポアロシリーズでしたが、最後の1作のみミスマープル作品でした。初めてマープル女史を読みましたがとても面白かったです。他のマープルシリーズも挑戦してみようと思います2024/12/09
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