出版社内容情報
ポアロの相棒ヘイスティングズが滞在する屋敷の主人が殺された。何者かに毒を飲まされたのだ。20歳も年下の再婚相手、金に困った息子、現場付近に居合わせた毒物学者……犯人は誰か、どのように毒を盛ったのか、ポアロが挑む!「ミステリの女王」のデビュー作
内容説明
世界一の名探偵ポアロはイギリスの田舎で暮らしていた。ある日、村の屋敷“スタイルズ荘”で毒殺事件が起こる。悪い噂がある夫、金に困った息子、有名な毒物博士…屋敷には怪しい人ばかり。とても苦い毒薬をこっそり被害者に飲ませる方法は?毒が効くまでに時間がかかったのはなぜ?謎だらけの事件を前に、名探偵ポアロの“灰色の脳細胞”が冴えわたる!
著者等紹介
クリスティー,アガサ[クリスティー,アガサ] [Christie,Agatha]
「ミステリの女王」と呼ばれ、親しまれる小説家。1890年、イギリスのデヴォン州に生まれる。1920年、『スタイルズ荘の怪事件』で作家デビュー。本作で生まれたエルキュール・ポアロというキャラクターは、シャーロック・ホームズ以降のミステリ小説でもっとも人気がある探偵となった。クリスティーの作品は、英語圏で10億部以上、そして翻訳された100を超える言語でさらに10億部も読まれている。1976年、死去
矢沢聖子[ヤザワセイコ]
1951年生まれ、津田塾大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RED FOX
12
「薬剤師が名前を印刷していない箱に薬を入れて出したなんて話を聞いたことがありますか」図書館予約したらハヤカワジュニアミステリー版だったが堪能。ポアロの推理力すごい。解けたのに相棒に教えない理由すごい。2025/04/18
橙夜(とうや)
5
【図書館】カタカナの名前を覚えるのが苦手なのと翻訳もちょっと苦手な私。なので外国文学はあまり手にとらないのだけど。ジュニア向けならいけるかなと思ったけど、読んでて眠くなりました💦 ポアロは、海外ドラマのイメージとは全然違う絵だった。アガサ・クリスティーのデビュー作というのも初めて知りました。2025/05/05
biba
5
読みやすくてハマっているシリーズ。ポアロさんが若い感じで描かれていますが、それもまた良し!今回も全く犯人は分からず、最後の最後まで私は全く違う人を怪しいと思っていました。探偵ものが好きなのですが、探偵にはなれそうもありません。ヘイスティングを笑えないです・・・。それにしても、これがデビュー作だったんですね。他を読むのが楽しみです。2023/12/16
たつや
3
図書館で有り難く借りた。イラストは目をつむり、本編は申し分無く面白かったです。アガサ・クリスティは流石ですね。2024/05/02
チェス
3
これまた図書館にて。読みやすくて良いです。思い出しながら楽しんだ。2023/10/04