出版社内容情報
アルザスのベーカリーに生まれた少年はいかにして世界最高のパティシエとなったのか。彼の代名詞でもある色鮮やかなマカロンはどのような試行錯誤を経て生まれたのか。パティシエとしてレシピ開発に明け暮くれた日々から、ブランド戦略の秘訣まで詳細に語る。
内容説明
仏アルザスのパティスリーに生まれた少年はいかにして世界最高のパティシエとなったのか。森で過ごした経験によって育まれた果実への感性、パティシエであった父から受け継いだ基礎の大切さ、老舗メゾン「フォション」「ラデュレ」で歴史を守りながら新たなスイーツの開発に明け暮れた日々、そして「ピエール・エルメ・パリ」第一号店を東京にオープンさせた真相と、ブランディングの極意―。マカロンをはじめ、今なお芸術的なスイーツを生みだし続けるパティスリー界の鬼才、初の自伝。
目次
第1部 基礎(浸透;土台;啓示;アクション!;野望)
第2部 開花(創造(物)
試練
探究
情熱
対話 ほか)
著者等紹介
エルメ,ピエール[エルメ,ピエール] [Herm´e,Pierre]
1961年生まれ。パティシエ・ショコラティエ・企業家。仏アルザスのパティスリーに生まれ、14歳のときに「現代フランス菓子界の父」ことガストン・ルノートルのもとで修行を始める。1986年、26歳でフォションのシェフ・パティシエに就任。1996年にフォションを去り、ラデュレの改革に携わった後、1998年に自身のブランド「ピエール・エルメ・パリ」を、東京赤坂のホテルニューオータニ内に初出店する。2007年、レジオンドヌール勲章(シュヴァリエ章)を受章。2016年、“世界のベストレストラン50”より「世界の最優秀パティシエ賞」を受賞。現在「ピエール・エルメ・パリ」は、パリ、ストラスブール、ニース、ロンドン、モナコ、ドーハ、東京、横浜、名古屋、神戸などにある
佐野ゆか[サノユカ]
東京大学文学部南欧文学科卒業。同大学院フランス文学科修士課程修了。同大学院博士課程在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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