出版社内容情報
0と1で世界のすべてを記述することは本当に可能か。デジタルの限界が露わになる時、アナログの秘めたる力が回帰する――。カヤックビルダーとしても著名な科学史家が博覧強記を揮い、ライプニッツからポストAIまで自然・人間・機械のもつれあう運命を描く
内容説明
0と1によらない計算は人類に何をもたらすか?カヤックビルダーとしても著名な科学史家が放つ、ポストAI時代の予言書。フィナンシャル・タイムズ年間ベストブック。世界は連続体である。この事実に、震えよ!
目次
第0章 ライプニッツ群島―アナログからデジタルへ、そしてまたアナログへ
第1章 一七四一年
第2章 最後のアパッチ族
第3章 爬虫類の時代
第4章 イルカの声
第5章 ツリーハウス
第6章 ひも理論
第7章 エレホン再訪
第8章 時間は存在しない
第9章 連続体仮説
著者等紹介
ダイソン,ジョージ[ダイソン,ジョージ] [Dyson,George]
1953年生まれ。アメリカの科学史家。16歳で家出し、カナダのブリティッシュ・コロンビア州沿岸の森林に移り住む。地上30メートルのツリーハウスで暮らしながら、アラスカ先住民であるアリュート族のカヤック「バイダルカ」の復元に情熱を注ぐ。のち、科学史家に転身。著書に『チューリングの大聖堂』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫、第49回日本翻訳出版文化賞受賞)など。父は世界的な物理学者のフリーマン・ダイソン、姉は投資家でIT業界のオピニオンリーダーであるエスター・ダイソン
服部桂[ハットリカツラ]
1951年生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学理工学部で修士取得後、1978年に朝日新聞社に入社。84年にAT&T通信ベンチャーに出向。87年から89年まで、MITメディアラボ客員研究員。科学部記者や雑誌編集者を経て2016年に定年退職。関西大学客員教授。早稲田大学、女子美術大学、大阪市立大学などで非常勤講師を務める
橋本大也[ハシモトダイヤ]
デジタルハリウッド大学教授、同大学メディアライブラリー館長。ビッグデータと人工知能の技術ベンチャー企業であるデータセクション株式会社を2000年に創業。同社を上場させた後、顧問に就任し、教育とITの領域でイノベーションを追求している。多摩大学大学院客員教授。早稲田情報技術研究所取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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