出版社内容情報
暖かな陽の光、きらめく小川、鮮やかな緑に輝く牧場。持続可能な手法で羊たちを養い、豊かな土地と生活を子供たちへと継承するための方法を、今日も探し続ける。オックスフォード大卒の羊飼いがイギリス湖水地方の理想と現実を描く、『羊飼いの暮らし』続篇。
内容説明
祖父は羊飼いとして生き、その魂を私は継いだ。父は羊飼いとして生き、その技を私は学んだ。私は子どもたちに、何を残せるだろうか。六〇〇年以上にわたり代々受け継いできた農場と自然、羊たちとの暮らし。湖水地方を脅かし続ける環境破壊の荒波から、それを守らなければならない。オックスフォード大卒の羊飼いは今日も悩み、戦う。
目次
プラウとカモメ
郷愁
進歩
理想郷
謝辞
訳者あとがき
著者等紹介
リーバンクス,ジェイムズ[リーバンクス,ジェイムズ] [Rebanks,James]
1974年生まれ。イギリス湖水地方の東部に暮らす羊飼い。オックスフォード大学卒業。2015年に発表した初の著書『羊飼いの暮らし』(早川書房刊)は“サンデー・タイムズ”紙のNo.1ベストセラーとなり、“ニューヨーク・タイムズ”紙などでも絶賛された。本書も多数の有力紙誌からの激賞を受けたほか、2021年のウェインライト賞(英国ネイチャーライティング部門)を受賞。Twitterアカウント@herdyshepherd1のフォロワーは現在約16万人
濱野大道[ハマノヒロミチ]
翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語・韓国語学科卒業、同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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