出版社内容情報
生物が何億年にもわたって、また人類が何世紀にもわたって、どのように重力に逆らい、空へ飛び立ってきたのか。史上最大の飛ぶ鳥や極小のフェアリーフライ、モモンガやトビウオ、神話のイカロスから航空機まで、飛翔の進化と科学を空想の翼に乗せて紹介する。
内容説明
生物が何億年にもわたって、また人類が何世紀にもわたって、どのように重力に逆らい、空へ飛び立ってきたのか。世界最高の進化生物学者/サイエンスライターのリチャード・ドーキンスが、史上最大の飛ぶ鳥や極小の羽虫フェアリーフライ、モモンガやトビウオ、神話のイカロスから現代の航空機、そして宇宙飛行士まで、飛翔の進化と科学のすべてを紹介する。飛ぶことは何のためになるのか。飛ぶことがそれほどすばらしいなら、なぜ翼を失う動物がいるのか。進化した飛ぶ動物と設計された飛ぶ機械はどこが異なるのか。科学的思考を用いて想像のはるか高みへと飛翔していく、フルカラー、イラスト満載の科学読本。
目次
空を飛ぶ夢
飛ぶことは何のためになる?
飛ぶことがそれほどすばらしいなら、なぜ翼を失う動物がいるのか?
小さければ飛ぶのは簡単
大きい体で飛ばなければならないなら、目いっぱい表面積を増やせ
動力のない飛行―パラシュートと滑空
動力飛行とその仕組み
動物の動力飛行
空気より軽く
無重量状態
空中プランクトン
植物の「翼」
進化した飛ぶ動物と設計された飛ぶ機械のちがい
半分の翼は何になる?
外へ向かう衝動―飛翔を超えて
著者等紹介
ドーキンス,リチャード[ドーキンス,リチャード] [Dawkins,Richard]
イギリスの生物学者・作家。1941年ナイロビ生まれ、英国王立協会フェロー、英国王立文学協会フェロー。オックスフォード大学で学び、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学の動物行動研究グループのリーダーとして活躍し、「科学的精神啓蒙のためのチャールズ・シモニー講座」初代教授をつとめた。著書の『利己的な遺伝子』で学界の外まで名を知られ、反宗教の姿勢を明確に打ち出した『神は妄想である』(早川書房刊)は世界的ベストセラーになった
レンゾヴァー,ジャナ[レンゾヴァー,ジャナ] [Lenzov´a,Jana]
スロヴァキア、ブラティスラヴァ生まれのイラストレーター、翻訳家、通訳。『神は妄想である』をスロヴァキア語に翻訳した後、ドーキンスの著作にイラストレーターとしてもかかわっている
大田直子[オオタナオコ]
翻訳家。東京大学文学部社会心理学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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