出版社内容情報
かみはら[カミハラ]
著・文・その他
内容説明
異世界の貴族令嬢に転生したものの、使命もチート能力もないカレンは、自らの力でいくつもの試練を乗り越えてきた。だが、逆賊となった親友を討って手に入れた栄光はあまりにも苦く切ない…。そんな絶望の底でカレンが見つけたのは、転生者から転生者に託された大いなる秘宝だった!帝国を覆す力と異世界召喚の謎に迫る第4巻。書籍特典として書き下ろし短篇×2本収録。
著者等紹介
かみはら[カミハラ]
作家。創作活動を経て、WEBに発表した本作の連載版『転生令嬢と数奇な人生を』が第1回キネティックノベル大賞2次選考を通過、第8回勝手にロマンス大賞ネット部門第2位に輝く。2021年に『転生令嬢と数奇な人生を1 辺境の花嫁』でデビュー。シリーズはライトノベル人気投票『好きラノ』2022年上半期第7位に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
17
ついに大きな区切り。波乱万丈な運命の選択。強大な能力と成果を持った主人公の今後はどうなっていくのか。幸せをつかむことは出来るのか。今後の展開も楽しみになる。2022/12/12
すがはら
11
普通に考えたらライナルトは避けるべき選択肢だと思う。ヒロインの心情に同調してなければ、大陸全体が動乱の中にある感じでもないらしいのにわざわざ戦を起こそうとしてるライナルトよりヴィルヘルミナの方が応援したくなってただろうな。嫌な面も好ましい面もあるのが人間だけど。その辺りはとってもリアル。箱とか遺跡とか御使いとかの設定も裏に犠牲者がいる薄ら寒い構造なのも、やわなラノベじゃないってことですね。ヤンデレ気質の求婚者も恐い。短編のコンラート滅亡の日で、家令を移動させたのは意外な人でした。2023/11/22
dorimusi
4
エルの遺したモノをカレンが取り込んでルカ登場。シスとの目玉交換して箱壊す準備と、皇太子が皇帝から出された宿題の内、都市奪回に取り組む。 合間に転生の実態とか、お決まりの和食登場とか。 短編で転生者の過去の国?の話しとコンラート滅亡時とエルの死後。短編含め重たい話し好きだなぁこの作者。 だいぶ佳境で終わったので次巻くらいで皇帝争いには決着がつくのかな?2024/07/19
ここあ
2
web版を完結まで読んで、買ったまま積読になっていたのをやっと読んだ。チェルシーさんについての予言であ......てなって、あれ?もしかしてこの巻が一番平和な巻だったりする?と思った。 24-362024/06/06
susantoissyo
2
転生の秘密があきらかになる。シスと交換することで得られるもの。そしてより危険にも近づいていくのか・・・?2023/04/04