ゲノム編集の世紀―「クリスパー革命」は人類をどこまで変えるのか

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ゲノム編集の世紀―「クリスパー革命」は人類をどこまで変えるのか

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  • サイズ 46判/ページ数 640p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152101594
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0045

出版社内容情報

生命の設計図であるDNAを自在に編集する技術「クリスパー・キャス9」で世界はどう変わるのか。オーダーメイド医療、農作物や家畜の改変、絶滅種の復活、そして親が望む通りの子どもを誕生させるデザイナーベビー。最前線の研究現場からその功罪を問う。

内容説明

2020年ノーベル賞受賞で世界の話題をさらった「CRISPR(クリスパー)」。簡便かつ自在にDNAを切り貼りできる新技術の登場は、ヒトがあらゆる生命を改変する新たな世紀の始まりを予感させた。オーダーメイド医療、よりよい農作物や家畜の産出、絶滅種の復活と有害生物の撲滅。そして、すべての遺伝的疾患の根絶―。一方で、その歴史は常に国際競争や倫理的課題と隣り合わせだった。研究者たちは論文や特許の先陣を競い合い、企業はクリスパー・マネーをめぐり熾烈な裁判を戦った。そしてその果てに生まれた、遺伝子編集を施された中国の「デザイナーベビー」、ルルとナナ…。人類という種の将来を決めかねない新技術の過去と未来のすべてを、常に研究の最前線で見つめ続けてきた著者が語る。

目次

第1部(CRISPRをめぐる熱狂;ワンランク上の技術 ほか)
第2部(ゲノム編集紀元前;解放か災難か ほか)
第3部(#CRISPRベビー;新化県からやってきた少年 ほか)
第4部(絶滅の向こう側;ファーム・エイド ほか)

著者等紹介

デイヴィス,ケヴィン[デイヴィス,ケヴィン] [Davies,Kevin]
作家、科学雑誌編集者。オックスフォード大学で生化学修士号、ロンドン大学で分子遺伝学の博士号を取得。そののち世界で最も権威ある学術誌のひとつ“ネイチャー”の編集に携わり、新雑誌“ネイチャー・ジェネティクス”の創刊編集長となった。現在はCRISPRに関する専門誌“CRISPRジャーナル”の編集長をつとめている

田中文[タナカフミ]
東北大学医学部卒業。医師、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パトラッシュ

99
DNAを簡単に改変できるクリスパー技術の開発は遺伝病に苦しむ患者や家族には朗報だが、人体を改造したり実験に供するなど神の領域に手を出すことへの倫理的課題が立ちはだかる。第一線の研究者も自分は正しいのか自問しながら名誉と成果を競い、政治や宗教や企業の思惑や欲望が絡まって中国のデザイナーベビーが誕生するまでの歴史は奔流そのものだ。それでも現代に生きる者として、カオスな状況下で決断せねばならない日は必ず来る。科学技術と共に人類も進歩しなければ、未来がよい方向へ向くか悪夢をもたらすか致命的に誤りかねないのだから。2022/12/10

奏市

15
クリスパーというゲノム編集技術について、インパクトのでかさ、確立するまで、ある研究者の暴走等が纏められたもの。やっと読み切った。図書館で借り2週間で分厚くて難しい内容に格闘した。小旅行にも帯同させることになり先週今週はこの本にかかりきり。科学的な仕組みや確立の経緯はほぼさっぱり。それでもそれまでのゲノム編集よりは容易で汎用性があり正確らしいことはわかった。使い方次第で諸刃の剣に。遺伝性難病の方には唯一の解決策になりうるが、優生学的に用いて有能で金ある人間とそれ以外の人間とに二分化されるディストピアにも。2023/02/11

takao

2
ふむ2023/06/23

☆ツイテル☆

2
フライヤー2023/03/18

Rolf(ロルフ)

1
大学のレポート課題で使えるか試しで読んでみたけど、内容があっちこっち飛んでて分からなかった…読み直します。2024/07/25

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