大木毅監修・シリーズ人間と戦争<br> バルジ大作戦

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大木毅監修・シリーズ人間と戦争
バルジ大作戦

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  • サイズ 46判/ページ数 720p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152101501
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0020

出版社内容情報

1944年12月16日午前5時30分、アルデンヌの森の静寂は突然の砲声によって破られた。敗色濃いドイツ軍の最後の賭け、ヒトラー自ら構想した「バルジ大作戦」が開始されたのだ――ピュリッツァー賞作家が、1000人以上の関係者に取材し欧州戦線の決定的戦闘を描く

内容説明

1944年12月16日払暁、西部戦線アルデンヌ森林の静寂を破る、雷鳴のごとき砲声。ヒトラー自ら構想した作戦、第三帝国の命運を賭した一大反攻が開始されたのだ。ドイツ装甲部隊は奇襲に成功し、突破急進、連合軍の戦線に巨大な突出部「バルジ」を形成する。この突出部がさらに膨れあがれば、「バルジの戦い」はドイツ軍の勝利に終わる。それをくじくには要衝の都市バストーニュを死守しなければならない。守備隊のアメリカ第101空挺師団は包囲されながらも徹底抗戦する。彼らを救うべく、パットン将軍の大戦車軍団は北に猛進した―。スターリングラードに匹敵する巨大な戦場において、両軍首脳部はいかなる意思決定を行い、戦況はどのように変転したか。ピュリッツァー賞を受賞したジャーナリストが1000人以上の関係者に取材し、欧州戦線の決定的戦闘を再現する。

目次

第1部 “クリストローゼ”作戦(幽霊戦線;“ラインの守り”;攻撃;突破;総くずれ;クレルヴォーの最期)
第2部 「思う存分暴れろ」(ベルギーを貫く槍の穂先;ルクセンブルクを貫く槍の穂先;降伏;モントゴメリー登場;戦争の霧;はっきりしてきた戦線;ひとつの町の最期)
第3部 暗いクリスマス(“楕円形野戦築城地帯”;「ふざけるな!」;ロシア高気圧;決断の日;「星のみ匂いて……」;「ムーズ進出は不可能」)
第4部 神々のたそがれ(戦闘の花形;死の候補者たち;「勇敢なる小銃隊員よ……」;勝敗さだかならぬ戦闘;ウファリズの十字路;「なにもかも駄目だ」)

著者等紹介

トーランド,ジョン[トーランド,ジョン] [Toland,John]
1912年生まれ。ウィリアムズ大学でジャーナリズムを専攻。第二次大戦中は陸軍航空軍勤務(大尉)。戦後、フリーランスライターとなり、“ルック”“ライフ”誌等に寄稿。日本、台湾、グアム、東南アジアの各国を訪れて約500人に取材し、5年の歳月をかけて完成させた『大日本帝国の興亡』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫、全5巻)で1971年度ピュリッツァー賞を受賞。他の著書に『最後の100日』『ディリンジャー時代』など。2004年没

大木毅[オオキタケシ]
1961年、東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学(専門はドイツ現代史、国際政治史)。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学ほかの非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、陸上自衛隊幹部学校講師などを経て著述に専念。『独ソ戦』(岩波新書)で「新書大賞2020」大賞を受賞

向後英一[コウゴエイイチ]
1908年、千葉県生まれ。東京大学法学部卒。毎日新聞社外信部、海外特派員、論説委員を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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泰然

33
ヒトラー最後の戦略攻勢の狂信さと、炎と血の洗礼で次第に鋼鉄の戦士になっていくアメリカの名も無き兵士達の話が重層的に交差して読者の人間として生きる覚悟を問う。幽霊戦線と称されていたアルデンヌで発生した戦いを、著者の膨大な取材により戦史的な魅力は元より、信仰と祈りとクリスマス、心身を蝕む極寒の自然との戦い、人間のドス黒さを絡めることで何度も見返したくなる歴史映像作品のようにしている。何より戦線壊滅のあと一歩まで追い込まれた原因が連合国の想像力の欠如なのが身震いがする。栄光と破滅の狭間にて人間は今も立っている。2023/03/20

MUNEKAZ

20
西部戦線におけるドイツ軍最後の大攻勢「バルジの戦い」を扱ったノンフィクション。主役はアメリカ軍の名もなき兵士たち。ドイツ軍の奇襲で大混乱に陥りながらも、不屈の闘志で戦線を立て直し、撃退するまでを描く。戦場での英雄的な行為や気高さと同時に、ドイツ軍捕虜への残虐行為や一般市民に対する猜疑心など、アメリカ人兵士の弱く愚かしいところもしっかりと記録しているのが、本書の傑作戦記たる由縁であろう。凄惨な戦いを通して、ドイツ人を「憎む」ようになっていくアメリカ人兵士たちの姿が印象に残った。2022/11/24

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