出版社内容情報
使命もチート能力もなく、平民落ち、政略結婚、故国喪失と、状況に翻弄され、そのたび自ら運命を切り拓いてきた転生令嬢カレン。移住先の帝国で旧友の魔法使いと再会するが、まもなく帝国中枢をも巻き込む悲劇が! 地獄の釜の蓋が開く第3巻。書き下ろし短篇付き
内容説明
これといった使命もチート能力もなく、平民落ち、政略結婚、故国喪失と、状況に翻弄され、そのたび自ら運命を切り拓いてきた転生令嬢カレン。移住先の帝国で、転生仲間の魔法使いエルと再会するが、彼女はチート持ちの天才ゆえの問題を抱えていた。カレン自身もやっかいな相手に目を付けられ、まもなく帝国中枢をも巻き込む悲劇が!様々な思惑の渦巻くなかで、地獄の釜の蓋が開く第3巻。書籍特典として書き下ろし短篇×2本収録。
著者等紹介
かみはら[カミハラ]
作家。鹿児島県在住。創作活動を経て、WEBに発表した『転生令嬢と数奇な人生を』が第1回キネティックノベル大賞2次選考を通過、第8回勝手にロマンス大賞ネット部門第2位に輝く。2021年に『転生令嬢と数奇な人生を1辺境の花嫁』でデビュー。同書はライトノベル人気投票『好きラノ』2021年下半期新作部門で第5位に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すがはら
13
命が軽い。そして、皇帝は目を止められたらマズい人でした。息を殺して注意がそれるのを待って速やかに逃げねば。カレンとライナルトの付かず離れずの関係が好きだったけど、ちょっとぎこちなくなったのは今後に動きがある予兆かな。アヒムはやっぱり苦手な奴だった。勘弁してくれ。蹴りたい。カレンがコンラートを背負う身として自分の意志でライナルトを選んだと告げた直後に自分の嫁になれとか、おかしいだろ。カレンを守りたいとか言われても上から目線すぎて無理。エルは悲しかった。短編で見ると、もう大分前に悪い分岐があったのね。泣ける。2023/11/19
美耶
3
情け容赦ないな、本当に…! 先が気になって仕方ないのでさらに読み進めるしかないよ…2024/04/10
susantoissyo
2
大事な友人を守りたいのに守れなかった。2023/04/04
狐
2
特別収録の短編が最高過ぎた… 単行本買ってよかった… エル大好きなキャラだったので、連載当時大号泣したな…2023/03/22
emopit
1
数奇ではない所を見せてもらえていたのに、歪になった。 また、辛い。 どうしてカレンの目の前には重い壁しか現れないのだろう。 分かち合える存在がどんどん失われていく…2025/03/14