小さき王たち〈第1部〉濁流

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン
  • 動画あり

小さき王たち〈第1部〉濁流

  • 堂場 瞬一【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 早川書房(2022/04発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 38pt
  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月30日 09時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152101297
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報


【紀伊國屋書店チャンネル】

1971年12月の新潟。新聞記者・高樹治郎と幼馴染の政治家秘書・田岡総司は成功を誓い合う。だが、選挙を前に浮上した大規模収賄疑惑が、二人の道を分けようとしていた。新聞記者と政治家。二つの家系の物語を壮大に描く、大河政治マスコミ小説の新たな金字塔

内容説明

高度経済成長下、日本の都市政策に転換期が訪れていた一九七一年十二月。衆議院選挙目前に、新潟支局赴任中の若き新聞記者・高樹治郎は、幼馴染みの田岡総司と再会する。田岡は新潟選出の与党政調会長を父に持ち、今はその秘書として地元の選挙応援に来ていた。彼らはそれぞれの仕事で上を目指そうと誓い合う。だが、選挙に勝つために清濁併せ呑む覚悟の田岡と、不正を許さずスクープを狙う高樹、友人だった二人の道は大きく分かれようとしていた…大河政治マスコミ小説三部作開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

538
学生運動の残り香もあった時代、同じ学舎で過ごしたふたりが、新潟の地で「選挙」という大舞台において再会を果たす。王「たち」というからにはこのふたりはそれぞれの立場でゆくゆくはトップに立つのか。時代は違うにせよ、全国紙の記者として赴任している高樹、堂場さんご本人を投影しているのだろう、とワクワクしながら読んだ。今作で完結してもおかしくない充実の内容ながら、ちゃんとぬかりなく積んでいる(笑)ので、このまま一気に三部作行くことにする。2023/12/12

旅するランナー

271
新聞記者対政治家。これに県警·財界が絡んで、新潟に激震が走る。一つの記事が人生を変えてしまうのか? 幼なじみの男たちが追い詰め、苦悩し、対決する。さすが元新聞社勤務だけあって、細かい描写が現実味を帯び、熱量を伴う。そして、1971年の新潟が目の前に現れてくるようだ。堂場イズムの本領を発揮した本作。この因縁という名の濁流が、どれだけ激流になっていくのか、第二部が早く読みたい。2022/07/17

starbro

219
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者作家生活20周年記念超大作は、政治報道家族大河小説三部作でした。私の地元、旧き良き?新潟を舞台にしているので、親近感が湧きました。7月の第二部&10月の第三部を楽しみにしています。トータルの感想は第三部読了後に。 https://www.hayakawabooks.com/n/ne8cd432728f9 5月は、本書で読了です。2022/05/31

いつでも母さん

170
政治と報道をめぐる三部作のスタート『濁流』時代は1971年。幼馴染みの2人、高樹は新聞記者、もう一人は新潟選出の与党政調会長を父に持ち今はその秘書を務める田岡だ。衆議院新潟選挙区におけるあれこれ・・妙にリアルだった。高樹の青臭さと、父より中央の与党幹事長に見込まれた田岡の対比が面白く今後に期待を抱かせる。ここでハッキリしたのは二人共伴侶には恵まれたようだ。これから相容れない2人の道にはどんな茨が待っているのだろう。楽しみでならない。それにしても警察はこれでいいのか?第二部『泥流』を早く読みたい。2022/05/23

あすなろ

122
堂場氏の描く大河政治小説第一弾。冒頭のもどかしさ除けば無類に面白かった。本作は政治小説的側面だけではなく、幼馴染の新聞記者と新潟という地方等、それらが堂場氏らしい心理描写がふんだんに遣われる事で相まって面白い政治小説として培われていると思った。次巻からまたどうなっていくのだろう。前作の初である政治小説を読了した際、ここまで堂場氏に政治小説が合うとは思っていなかったと感想を書いたが、それをベースに更に魅力的な大河政治小説となる事を大いに期待してしまう。2022/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19451820
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。