共犯者

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152100887
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

出版社内容情報

パリ郊外に住む13歳のクレオ。ダンスが大好きな彼女は、若者を支援する財団から奨学金のオファーを受けるが、選考委員の男から性的被害に遭う。だがその後彼女自身も周囲の少女を財団に勧誘する役目を自ら負い、何十年も罪の意識に苛まれ――。仏発の#MeToo小説

内容説明

1984年。13歳のクレオはある日、「ガラテア財団」を名乗る上品な女性、キャシーから声をかけられる。パリに連れて行ってもらったり、服を買ってもらったり。クレオにとって、キャシーはキラキラした世界そのものだった。両親に金銭的な負担をかけずにダンスを続けていくためにも、ガラテア財団の奨学金審査を受けるクレオ。だが、審査員の男に受けたのは、性的暴行だった。2019年。48歳になったクレオは、今も過去に苛まれる日々を送っていた。ある日、インターネットで10代前半の少女たちが写っている写真を見つけた警察が調査に乗り出していることを知り、自らも名乗り出るか逡巡するが―。組織的な少女の性的搾取を暴き、被害少女の長年にわたる懊悩を描く、フランス発の#MeToo小説。

著者等紹介

ラフォン,ローラ[ラフォン,ローラ] [Lafon,Lola]
作家、ミュージシャン。ロシアとポーランド、フランス系の家庭に生まれ、ブルガリアの首都ソフィアと、ルーマニアの首都ブカレスト、パリで幼少期を過ごす。ソルボンヌで英語を学んだあと、ニューヨークに渡りダンスを学ぶ。2003年にデビュー作、Une fi`evre impossible `a n´egocier(交渉不能な熱)を発表

金丸啓子[カネマルケイコ]
フランス語翻訳者、大阪外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒデミン@もも

48
妖しいタイトル、美しい表紙に惹かれて手に取った。訳が読みやすくて、さらさらと読む。が、内容はかなりキワドイ。苦しい読書になった。2022/04/03

松本直哉

27
ロリータが夭折せず生き延びたとしたらこのような苦しい物語になっただろうか。原題Chavirerは転覆することで、少女期の事件で転覆させられたまま五十前の今もなお起き上がれない。反教養小説と言えばいいか、試練を通じて予定調和的に成長するのではなく、思春期の入り口で負った傷に生涯苦しみ、そこから抜け出せない。事件の詳細は最後の最後まで伏せられ、その核心をめぐってぐるぐる歩き回るような文体が、傷口に蓋をしようとしても血が噴き出し、しかもそれを誰にも明かせない主人公の苦悩をそのまま表しているように思われた。2022/11/15

星落秋風五丈原

21
ダンスする文体と解説に書いてありましたが若干散文ぽい。一気に読めました。どうしてこの類の犯罪って加害者におどろくほど罪の意識がなくて被害者の方が苦しむんでしょうね2022/03/30

Jessica

7
恥の意識ほど人の口を閉じて寡黙にするものはないのでは。 単なる #metoo小説として読むにはあまりにも辛すぎる、あまりにリアルで身に覚えのある感情。何枚かの頁を捲る毎に胸が抉られて、読むたびにアイメイクを直していました。(つまり電車で読むべきではない本ですが、家でゆっくり読む本でもないです。) 2022/11/25

あきひと

4
フランスのローラ・サフォン作、少女への組織的な性犯罪と被害者となった少女たちの心の内を描く。 少女たちの素直な信頼や優しさは、どす黒い大人たちに利用され踏みにじられてしまう。 クレオが主人公だが、キャシー、ベティ、アラン、ララ、、、と登場人物は多く、少女時代と35年後を行ったり来たりで、それでどうなったの?とか、あんた誰?って感じでパズルのピースが抜けたまま話が進んでいくが、そこで集中を切らさず読み進めれば分る、という作品。2022/05/13

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