サーキット・スイッチャー

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サーキット・スイッチャー

  • 安野 貴博【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152100788
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

完全自動運転車が普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズム開発会社の社長・坂本は、仕事場の自動運転車内で突如拘束された。襲撃犯はその様子をライブ配信し首都高の封鎖を要求、さもなくば車内に仕掛けた爆弾が爆発すると告げる……迫真のテクノスリラー

内容説明

人の手を一切介さない“完全自動運転車”が急速に普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズムを開発する企業、サイモン・テクノロジーズ社の代表・坂本義晴は、ある日仕事場の自動運転車内で襲われ拘束された。「ムカッラフ」を名乗る謎の襲撃犯は、「坂本は殺人犯である」と宣言し尋問を始める。その様子が動画配信サイトを通じて全世界へ中継されるなか、ムカッラフは車が走っている首都高速中央環状線の封鎖を要求、封鎖しなければ車内に仕掛けられた爆弾が爆発すると告げる…。ムカッラフの狙いは一体何か―?テクノロジーの未来と陥穽を描く迫真の近未来サスペンス長篇。第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。

著者等紹介

安野貴博[アンノタカヒロ]
1990年生まれ、東京都出身。東京大学工学部卒。ソフトウエアエンジニア。2019年、「コンティニュアス・インテグレーション」で第6回日経星新一賞一般部門優秀賞(JBCCホールディングス賞)受賞。2021年、第9回ハヤカワSFコンテストに投じた『サーキット・スイッチャー』で優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

96
日頃、SFはあまり読まないが、雑誌の書評を見て手に取った。自動運転車が普及した2029年の東京。主人公は自動運転アルゴリズムの開発者で、関連会社の代表も務める男性エンジニアの坂本義晴。そんな彼が首都高速を走る車内に監禁されてしまう。ムカッラフを名乗る謎の襲撃犯は、アルゴリズムに人種差別が組み込まれていると指摘し、検証を要求する。果たして坂本は無事助かるのか?そしてアルゴリズムの正体は?とてもスピーディーなストーリー展開で読みやすいのだが、残念ながら自分がSFに向いていないのか、今一つ乗れなかった。2022/02/10

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

83
(2023-12)【図書館本】自動運転が実用化された2029年。そのアルゴリズムを開発した企業の社長がカージャックにあう。一定速度以下になれば、自動的に爆発するという緊迫した中での犯人とのやりとり。映画「スピード」を彷彿させる展開であるが、完全自動運転における「トロッコ問題」とを絡めてスピード感ある物語に仕上げている。自動運転により事故は確実に減るがそれでも事故は起こる。その責任はどこにあるのか?現在でも解決されていない問題だと思う。面白くて一気読み。これがデビュー作とは素晴らしい。五つ星です。★★★★★2023/02/14

いたろう

63
2021年の「ハヤカワSFコンテスト」、優秀賞受賞作。4人の選考委員全員が、大賞受賞作である「スター・シェイカー」より、完成度では、本作の方が上と言っている。(大賞受賞作は未読。粗いが、熱量とスケールが買われたということらしい。)本作の舞台は、車の自動運転が、完全に実用化された、2029年の日本。今から数年後に、ここまで自動運転が普及するかというと、疑問はあるが、もう少し長い目で見れば、これは確実に来るであろう世界。その意味では、SFというより、近未来を舞台にした社会派サスペンス、と言った方がいいのかも。2022/05/01

樋口佳之

57
面白かった!と書くと語弊があるのですが、自動化が持ち込む倫理的問題をテーマにしたノンストップパニック小説と読みました(既に手が届いている技術群が使われているのでSFと言うと?だし、謎解きのトリックは無いのでミステリーでも無いし)。コード書き等に関わる方なら楽しめるのではと思います。/道具立てにも、ストーリー展開にも、著者がエンジニアであることが現れていると思いました。執筆作業にバージョン管理なんか使っていたりして。なぜ小説執筆という多大なリソースを割く作業に取り組む気持ちになったのかが知りたいな。2023/05/08

ふみあき

51
ちょっと前に読んだ高橋昌一郎の『実践・哲学ディベート』でもテーマの一つになっていた、「完全自動運転車(レベル5)」の実現が引き起こす、倫理的アポリアをストーリーに上手に組み込んだ近未来サスペンス。イスラム教徒のデータサイエンティストなんてのが出てきたり、科学と宗教との関係性というのもテーマかな? と思ったけど、そっちは特に掘り下げられなかった。2022/07/23

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