繁花〈上〉

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繁花〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152100726
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0097

出版社内容情報

戦後、文革、高度成長――歴史に翻弄され激変していく上海を生き抜く三人の少年たちの過去と今をユーモアと哀愁たっぷりに描く大河小説! 全篇上海語の会話を関西弁で翻訳する野心的な試みが結実! ウォン・カーウァイ監督ドラマ化決定の現代中国文学の精華。

内容説明

時代に翻弄され、変わりゆく上海。その街で育った三人の少年―阿宝、滬生、小毛―は歴史の荒波のすき間に何を見たのか。百人を超える登場人物が咲き乱れる現代中国文学の精華。魯迅文学賞、茅盾文学賞、施耐庵文学賞の中国の主要文学賞三冠!

著者等紹介

金宇澄[ジンユィチョーン]
1952年、上海生まれ。父は中国共産党の党員で市の幹部だったが、1954年に失脚。一家は不遇の時代を過ごす。文化大革命中の1969年には、「知識青年」として黒龍江省の農場に下放され、同地で労働に従事。1977年にようやく上海へ戻ると、組立工や文化宮職員として働いた。1985年に小説の執筆を始め、デビュー作『失落的河流』は文芸誌『萌芽』に掲載された。1988年に上海作家協会に入会。雑誌『上海文学』の編集に携わる。2012年に発表された『繁花』で、魯迅文学賞、茅盾文学賞、施耐庵文学賞など中国の主要文学賞を受賞。120万部を超えるベストセラーとなった。同書の執筆により、華語文学メディア大賞年度小説家賞、文化中国年度人物大賞も受賞。一躍中国文学界の寵児となった

浦元里花[ウラモトリカ]
同志社大学・立命館大学・大阪経済大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

159
中国文学最高峰の茅盾文学賞受賞作で120万部突破のベストセラーということで読みました。上海言葉の会話を関西弁で訳していますが、上海は関西に近いノリなのでしょうか? 続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015001/pc_detail/2022/03/07

ヘラジカ

46
歴史の波に揉まれながら生きる人々の生を、飾ることなくありのままに筆写した大作小説。時系列は頻繁に入れ替わり登場人物もかなりの数に上るため、流れに乗るまでとても苦労した。個々のエピソードはとりたてて面白みがあるわけではないのだが、それだけに自然体で滋味に溢れており、追想しているかのような現実味もある。上海語を関西弁に置き換える試みも違和感がないので読みやすかった。確かにこれは中国文学の金字塔足り得る作品かもしれない。少し間を空けて下巻へ。2022/01/27

mitubatigril

8
一番利用する図書館でお薦めしてあったので早速借りて見ました。三人の少年たちの現在と過去を行ききしながら描いてある。とにかく登場人物が多い事とその登場人物達の名前をどう読むのか(初登場時のみフリガナがある)途中戻りながら人物名をメモしながらもなんとか上巻は読破 引き続き下巻へ2022/03/13

さとうしん

7
90年代の話と文革の前後の話が交互に語られる群像劇というか風俗小説と言った方がいいのだろうか?筋はあるようでなく、ないようであるという感じで、ひたすら原著の上海語を関西弁に置き換えて下世話な話が続く。かと思えば古典詩詞なども適宜会話に織り交ぜてくるので、ちょっと不思議な感覚がする。取り敢えずウォン・カーワイのドラマは登場人物の名前を借りただけの別物だと思う。2024/01/15

クサバナリスト

6
下巻へ。2022/03/25

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