ハヤカワ・ミステリワールド<br> インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー

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ハヤカワ・ミステリワールド
インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー

  • 皆川 博子【著】
  • 価格 ¥2,310(本体¥2,100)
  • 早川書房(2021/06発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152100313
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

1775年、独立戦争中のアメリカ。収監された謎の男エドワード・ターナーを記者ロディが訪ねた。ロディはエドに、何故コロニストとモホーク族の息子アシュリー・アーデンを殺害したのか訊ねるが……本格歴史ミステリ『開かせていただき光栄です』シリーズ最終作

内容説明

18世紀、独立戦争中のアメリカ。記者ロディは投獄された英国兵エドワード・ターナーを訪ねた。なぜ植民地開拓者と先住民族の息子アシュリーを殺したのか訊くために。残されたアシュリーの手記の異変に気づいた囚人エドは、追及される立場から一転、驚くべき推理を始める。それは部隊で続く不審死やスパイの存在、さらには国家の陰謀にかかわるものだった…『開かせていただき光栄です』シリーズ最終作。

著者等紹介

皆川博子[ミナガワヒロコ]
1930年旧朝鮮京城市生まれ。東京女子大学英文科中退。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ、幻想小説、歴史小説、時代小説を主に創作を続ける。『壁 旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞を、時代小説『恋紅』で第95回直木賞を、幻想小説集『薔薇忌』で第3回柴田錬三郎賞を、歴史ミステリ『死の泉』(早川書房)で、1997年の「週刊文春ミステリーベスト10」の第1位に選ばれ、第32回吉川英治文学賞を受賞した。2011年に上梓した『開かせていただき光栄です‐DILATED TO MEET YOU‐』(早川書房)が各紙の年間ミステリ・ベストで譲位を占め、2012年に第12回本格ミステリ大賞を受賞。さらに同年にはその功績を認められ、第16回日本ミステリー文学大賞に輝き、2015年には文化功労者に選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

234
皆川 博子は、新作中心に読んでいる作家です。著者作家生活50年目の集大成、エドワード・ターナー三部作、二作目です。第二部の『アルモニカ・ディアボリカ』を読み逃しているせいか、何となく読了しました。 いずれにしてもこれで、完結なのでしょうか? https://www.hayakawabooks.com/n/n592467abb7172021/07/20

nobby

165
いつか、会おう。最後の手紙の結びが何とも哀しくて切なくて…そして三部作の終焉の余韻に暫し浸り続ける今…それにしても、独立戦争真っ只中のアメリカを舞台に囚人エドへのインタヴューから始まるとは予想外!調査・犯行と2つのパートでの構成に、あまりリンクのない序盤は結構苦戦…そんな中でクラレンスからバートンズな面々に向けた想いをフッと目にするのが実に感傷的…徐々に明かされる壮絶な原住民達の戦闘そして末路…陰謀に加担した悪党どもが成敗される安堵はあれど、暗澹とした予感のまま自虐や悲愴を抱えて迎える宿命が痛々し過ぎる…2021/10/06

ちょろこ

160
随所で心がチクチク痛む一冊。18世紀。独立戦争、先住民族との対立を描き盛り込まれる争いの愚かさ、クラレンスのバートンズの追憶、アルへの心の語りに随所で心が痛む。それもごく細い小さな針で刺されるかのように。クラレンスがエドに抱く想い。そしてその想いはそのまま読み手のエドへの想いへ追憶へと重なり一番チクチク痛んだ。終盤はじっくりと謎と物語の行く末を追い、誰もの心を思い描き、寄り添いたくなるほど。エドは心に孤独をずっと抱えていたのかも。その孤独もようやく今消えた、誰もがエドの心を掴んだ、そう思いたい。涙の終幕。2021/08/14

榊原 香織

83
あれ~?エドとクラレンス、なんで独立戦争のきな臭いアメリカに王党軍下っ端で参加してるの? ”開かせていただき光栄です”では18cイギリス、解剖学教室の医学生、バートンズの一員として事件に巻き込まれてましたっけ。 あれもすごかったけど、これも読ませます。 ニッチな世界をリアル感たっぷりに。歴史ミステリ。 91歳、今年の最新作。恐れ入ります。2021/07/09

雪紫

79
「開かせていただき光栄です」「アルモニカ・ディアボリカ」からなる完結編。だが 、バートン先生もサー・ジョンも楽しい回想や手紙の言及しか出て来ない。だからこそ辛い。侵略者にとって、先住民は何しても良い、言うなれば人以下の存在。それゆえの恐ろしさと哀しさ、愚かさ(当時の関係者がこれを読んだり現代を見ればどう思うんだろうな)をかなり描いてるし、ミステリ部分も一部分は当たったものの手記を始めとした先へ先への引き込まれ具合も凄まじい。黒幕の末路には失礼ながらスカッとしたものの、その後が、ああ・・それしかないのか。2021/09/13

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