女たちのニューヨーク

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女たちのニューヨーク

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  • サイズ 46判/ページ数 576p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784152100221
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

1940年、アメリカ。小さな町のお嬢様ヴィヴィアンは、大学を辞め、NYのショーの世界に飛び込んだ。華やかで刺激的な毎日。だが、それは突然終わる。彼女の過ちが、街中を騒がす醜聞になったのだ。恋人も友達も居場所も失い、彼女は初めて自分と向き合う

内容説明

1940年、NY。19歳のヴィヴィアンは、グランドセントラル駅に降り立った。名門女子大を追い出され、叔母が営む劇場で暮らすためだ。ペグ叔母さんの下で、ヴィヴィアンは舞台衣装を仕立てるようになる。仕事が終わればショーガールのシーリアと遊びたおした。劇場はぼろいが、居心地がよかった。やがて、戦争で家を焼かれた英国の大女優と、ハリウッドの悪魔的才能の脚本家が加わると、彼らのショーは街じょうの注目を集める。ところが、人々の関心は一変する。ヴィヴィアンの過ちが、街を騒がせるスキャンダルになったのだ。恋人も友だちも居場所も失い、初めて自分自身に向き合った彼女は―『食べて、祈って、恋をして』の著者が贈る“ありのままの私”を生きる女性たちの物語。英語圏で100万部突破!

著者等紹介

ギルバート,エリザベス[ギルバート,エリザベス] [Gilbert,Elizabeth]
コネチカット州生まれの小説家・ジャーナリスト。1997年に発表したデビュー短篇集『巡礼者たち』が高い評価を受け、注目される

那波かおり[ナワカオリ]
英米文学翻訳家。上智大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アン

109
1940年代、19歳のヴィヴィアンは朽ちかけた劇場で裁縫の腕を生かし衣装係に。艶やかなショーガールとの刺激的な日々、若さ故の無鉄砲な情熱と色恋。戦火に見舞われた生粋の舞台女優と才能溢れる脚本家により新たなショーの上映へ。狂躁のショービジネス界の人間模様、スキャンダルと修復出来ない傷、戦争の残酷さと痛み。光と影に彩られた世界をしなやかに自由に生きる女性たちが魅力的。道を踏み外し、心が折れそうになっても自分らしく生きる勇気を胸に。惜しみない愛と一粒の真珠に宿るような優しい煌めきを放って、ニューヨークの街で。 2021/06/19

pohcho

62
1940年の夏、ヴィヴィアンは19歳。名門女子大を退学になった彼女はNYの叔母のところに。弱小劇場を経営する叔母さんの下、得意の裁縫の腕を活かして衣装係となったヴィヴィアン。美しいショーガールとルームメイトになり、夜ごと遊びまわる日々だったが、英国の大女優が加わったことで舞台が大当たり。しかし、若さ故にスキャンダルを引き起こした彼女は窮地に陥ってしまう。その後も彼女の人生は続くのだが、何度もぶつかって傷ついて。曲がりくねった道の先に彼女が見つけたものは。自分らしく生きた女性の物語。とても面白かった。2021/09/03

星落秋風五丈原

45
ヴィヴィアンのもとにアンジェラという女性から母が死んだという知らせが届く。「母が死んだ今ならば、父にとってあなたがどんな存在だったか語れるのでは?」と聞かれる。それにストレートに答えてしまうとそもそもこの小説が成立しない。アンジェラは「お父さんにとって私がどういう存在だったかは、彼が語るべきことで私にはわからないけれど、私にとって彼がどういう存在だったかは教えられる」と言う。最高峰のダイヤモンド『碧洋のハート』の行方を知りたいとレジャー・ハンターに、延々と自分の恋バナを話す『タイタニック』のローズみたい。2021/06/09

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

28
第二次世界大戦前後のニューヨークで、主に男に頼らないで生活した女たちのお話。男に愛されて望まれて身を慎んで結婚するのが、当たり前にして最上の人生を送るのが女の唯一で最高の幸せ、という時代にニューヨークに暮らし、男を弄び、また裏切られて、工夫して、生活を続ける、その楽しさ。辛さよりも楽しさや思い切りの良さが読んでてグイグイと来て、風と共に去りぬのスカーレットたちを見る感じで、やったね!と思った。恋に振り回されて何もかもおじゃんにしてしまうのも、人生の振り幅が大きくてよろしい。あー面白かった。2022/01/08

アカツキ

20
1940年、女子大を放校になったヴィヴィアンはニューヨークにいる叔母の劇場で暮らすことに。祖母から習った裁縫の腕を買われて舞台衣装を作り、気の合う仲間とおもしろおかしく過ごしていたが、劇団に英国の大女優とハリウッドの脚本家が加わって舞台は大成功。しかしヴィヴィアンがスキャンダルを起こして…。「私の父とどういう関係だったの?」という問いに対するヴィーおばあちゃんの返答。こんな厚い手紙が届いたら読むのが怖くなるわ。「この世界はまっすぐじゃない」辛い経験を乗り越えたヴィヴィアンの言葉が胸に響いた。2021/07/19

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