出版社内容情報
格差と分断がひろがる社会のリアルな人間模様を通し、「正義とはなにか」「正義の執行とはどうあるべきか」を、読者に問いかけ、ともに考える。オバマに任命され、トランプと闘い罷免されたNY連邦検事が在職期間7年半の法廷秘話を明かす現代の「罪と罰」
内容説明
著者は2009年オバマ大統領に任命され、2017年にトランプ大統領に罷免されるまで、連邦検事としてインサイダー取引、麻薬取引、武器売買、ギャング・組織犯罪、サイバー犯罪、マネーロンダリングなど、ニューヨーク州における刑事・民事事件の捜査・訴訟において指揮をとってきた。格差と分断がひろがる社会のリアル人間模様にみる現代の「罪と罰」を通して、司法の立場から、ひとりの人間として「正義とは何か」「正義はどこへ向かうのか」と真摯に読者に問いかける。NYタイムズベストセラー。
目次
第1部 調査(あいまいな真実―男の子たち;物事は見た目どおりとはかぎらない―“洗練されたペテン師たち” ほか)
第2部 告発(正義のプロセスのための機構;そんなことは許さない ほか)
第3部 審判(被害者の主張;裁判官 ほか)
第4部 刑罰(赤ん坊のカーリナ;蝿の王 ほか)
著者等紹介
バララ,プリート[バララ,プリート] [Bharara,Preet]
アメリカの元連邦検事、弁護士。弁護士事務所勤務、C・シューマー上院議員の首席法律顧問を経て、2000年にニューヨーク南部地区検察局(SDNY)の連邦検事補に任官。2009年オバマ大統領によって同局トップの連邦検事に任命され、2017年にトランプ大統領に罷免されるまでその職にあった。組織犯罪や金融犯罪といったニューヨーク州における多くの刑事・民事事件の捜査・訴訟を指揮。2017年よりニューヨーク大学ロースクールの特別招聘教授。ハーバード大学卒業、コロンビア大学ロースクール修了
濱野大道[ハマノヒロミチ]
翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語および韓国語学科卒業、同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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