出版社内容情報
大金持ちの女性とその夫のハネムーンは、ナイル河をさかのぼる豪華客船上で一変した。鳴り響く銃声。夫のかつての婚約者が、銃をもって二人をつけまわしていたのだ。嫉妬による凶行か? だが、事件は意外な展開を見せる。名探偵ポアロが見抜いた真相とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
6
映画は「ナイル殺人事件」だったと記憶してる。実際にエジプトを旅行したアガサ・クリスティの名作。これは児童書だが、内容はアガサ・クリスティの世界が見事に広がっている。船上のミステリーは素晴らしい。シリーズも良いラインナップだ。他も漁りたい。2025/05/29
biba
4
ポアロ初心者なので、こちらも初めて読むお話でした。相変わらず私が目をつけていた登場人物は犯人ではなく、まさかの展開に驚きでした。挿絵にかなり助けられているので、このシリーズ本がどんどん増えてくれるといいなあと思っています。2024/05/03
absinthe@読み聞かせメーター
3
小5の娘。ひとりよみ。2021/06/17
めとろん
2
ジュニアミステリー版でしたが読みやすく今度の映画の予習になりました。 ただ、最近の流行りなのかポアロがイケメンでケネス・ブラナーに寄せてますね。私の中ではデヴィッド・スーシェさんの小太りな嫌味げな姿なのでかなり違和感。 旧訳より読みやすいのでクリスティ再読にはおすすめです。
あゆみ
1
ポアロのシリーズは久しぶりで、とってもおもしろかったです。考察する能力とかはないので、犯人は誰だろうとワクワクしながら読みました。個人的にハヤカワジュニアブックスの訳の方が読みやすく感じたので、途中でこちらに替えました。2025/06/04