無敗の王者―評伝ロッキー・マルシアノ

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無敗の王者―評伝ロッキー・マルシアノ

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  • サイズ B6判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152098344
  • NDC分類 788.3
  • Cコード C0023

出版社内容情報

49戦全勝という前人未到の記録を残したチャンピオンはいかに生まれたか。1人のボクサーを通して、戦後アメリカ社会の熱狂と闇を描アリ、タイソンと並ぶ伝説のチャンピオン、ロッキー・マルシアノ。腕は短く足は遅い、ボクシングに不向きと思われた男は、いかにして前人未到の記録を残したか。そして興行を牛耳るマフィアとの関係は? 1人のボクサーを通して、戦後アメリカの熱狂と闇を描く

マイク・スタントン[スタントン マイク]
著・文・その他

樋口 武志[ヒグチ タケシ]
翻訳

内容説明

ボクシング史上唯一の全勝無敗の世界ヘビー級チャンピオンロッキー・マルシアノの決定版評伝。腕は短く足は遅い、およそボクシングに不向きと思われた、貧しいイタリア系アメリカ人はいかにして前人未到の偉業を達成したか?ピュリッツァー賞を受賞した『プロヴィデンス・ジャーナル』出身の記者が、マルシアノとモハメド・アリとの交友などこれまで知られていなかった事実とともに全米を沸かせたボクサーの闘いを書き尽くす。『ライブラリー・ジャーナル』『ボストン・グローブ』の年間ベストブックに選出された傑作ノンフィクション!

目次

二つの葬式
最高の三人組
軍刑務所での戦い
ロッキー・マック
スージーQのブロードウェイ・デビュー
木が倒れるぞーーー!
素敵な夢と大きな転落
ジ・オクトパス
ヘビー級へのレクイエム
栄光への12インチ
ライオンと子羊
マフィアとマングース
国を挙げての招待客
五〇回目の戦い

著者等紹介

スタントン,マイク[スタントン,マイク] [Stanton,Mike]
ジャーナリスト、コネチカット大学准教授。ピュリッツァー賞を受賞した“プロヴィデンス・ジャーナル”紙の調査報道チームで30年近く記事を執筆する

樋口武志[ヒグチタケシ]
早稲田大学国際教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

osakanazuki44

3
イタリア系米国人。49戦無敗のまま引退したヘビー級王者。マネージャーやコミッショナーがいかに金儲けをしたかが書かれている。最近、ヘビー級を制したアンディ・ルイスjrの次戦のファイトマネーが900万ドル。プロモーターのエディ・ハーンも多額の報酬を得る。どちらが主役か分からない。当時は観客を呼べるかどうか現在はどれだけ放映権料を獲得できるかで動く金額が変わる。ボクサーの技術、体力やメンタルタフネスを純粋に競い、比較するスポーツではないのかもしれない。2019/09/06

ディーノ

3
以前に黒人ヘビー級王者ジョールイスの伝記にマルシアノが登場していましたので、関心を持ち読みました。ルイスの伝記が人種差別をテーマにしているなら、こちらはボクシング界の腐敗がテーマです。引退後の記述は長くて退屈でしたが、証言や資料を読み込んでかなりの力作だと思いますが、昔のヘビー級ボクシングに関心がないと読むのが結構つらいと思います。2019/07/24

takao

2
ふむ2022/11/01

江本正輝

2
あの伝説の49戦無敗のヘビー級チャンピオンロッキーマルシアノの評伝。 名前くらいしか知らなかったけど改めて凄い人だったんだと思いました。 しかし、今も大概だけど昔のボクシング界も酷いもんだったんですね。 いつの時代もやっぱり金が絡むと可笑しなことになるのが人の業なんですかね。2019/03/03

大塚みなみ

1
読み応えたっぷり。これを読んで、実在のスーパースター、ロッキー・マルシアノを、映画のロッキーのイメージから分離することができた。マフィアが介在する裏ビジネスの叙述も興味深いが、なによりも迫力たっぷりの試合シーンの描写が素晴らしい。文章でスポーツを読む楽しみをおおいに味わった。2019/06/23

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