出版社内容情報
十数年ぶりに帰郷することになった作家ルーシー・バートンとその周囲の人々を描いた短篇九篇を収録。ピュリッツァー賞作家の最新作!生まれ育った田舎町を離れて、都会で作家として名をなしたルーシー・バートン。17年ぶりに帰郷することになった彼女と、その周囲の人々を描いた短篇9篇を収録。卓越した短篇集に与えられるストーリー賞を受賞した、ピュリッツァー賞作家ストラウトの最新作!
エリザベス・ストラウト[ストラウト エリザベス]
著・文・その他
小川 高義[オガワ タカヨシ]
翻訳
内容説明
アメリカ中西部にある町、アムギャッシュ。さびれたこの町を出た者もいれば、そこでずっと暮らしている者もいる。火事で財産を失った男性が神に思いを馳せる「標識」。都会に出て有名作家になった女性と、故郷に暮らす兄との再会を描く「妹」。16歳のときに家を出た女性が実家の真実に直面する、O・ヘンリー賞受賞作「雪で見えない」。家族という存在、人と人との出会いに宿る苦しみと希望を描く9篇を収録。ストーリー賞受賞作。
著者等紹介
ストラウト,エリザベス[ストラウト,エリザベス] [Strout,Elizabeth]
1956年にメイン州ポートランドで生まれる。ベイツ大学を卒業後、シラキュース大学法学部で学位を取得。26歳のとき作家としてデビュー。2008年に発表した第三長篇『オリーヴ・キタリッジの生活』でピュリッツァー賞(小説部門)およびバンカレッラ賞を受賞。同書はフランシス・マクドーマンド主演のドラマ版もエミー賞を受賞するなど好評を博した。2017年に発表された『何があってもおかしくない』は優れた短篇集に与えられるストーリー賞を受賞した。ニューヨーク市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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